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富士急行で活躍する元小田急20000形RSEについて〈17/38TFU21〉

CIMG3773くず餅です。前回は南武線の新車について紹介しましたが、今回は大好きな小田急電鉄の元ロマンスカー20000形RSE車のその後について富士急行まで見に行ってみました。

 

 

小田急電鉄20000形RSEは、JR御殿場線直通の「あさぎり」用に開発された車両です。
当時一緒に活躍していたJR東海371系と共通の設計で作られました。今までのロマンスカーといえば連接車でしたが20000形はJRに乗り入れるため連接車ではなく普通の通勤電車と同じボギー車になりました。

客室は出入り口に階段があるハイデッカー構造で、客室からの景色は上から見下ろすような感じになっていました。かつては2階建て車両が小田急時代に連結されていましたが、富士急では連結されていません。また「あさぎり」号以外に小田原線の箱根湯本行「はこね」や多摩線の唐木田行「ホームウェイ」にも使われていました。ただし箱根湯本行は休日だけの運転でした。

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海老名検車区で開催されたイベントでの小田急線時代の姿。

その後、客室がハイデッカー構造であることからバリアーフリーに対応できず、改造するにもコストがかかり過ぎるため廃車とすることに決定し、小田急では2012年3月24日に開かれた海老名検車区でのさよならイベントを最後に先頭車2両と新宿寄りの2号車以外の4両が解体されてしまいました。

以後、どうなるかがファンの間では注目されていましたが、富士急行に特急用車両として転用されることになったのです。

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現在の改造された姿。富士山駅に停車中の様子。

今回、富士急行で見学してきた車両は、その残った3両を改造して活躍している姿です。但し、2号車はバリアーフリーの問題から客室の一部を改造して一段下げてあります。乗降扉やトイレは新製されていますが、車内は小田急時代の座席が並んでおり、かつて受賞したローレル賞のプレートも残っていました。

また、外観の色は富士山をイメージした塗装に変わり、列車名も「フジサン特急」となりました。ただし名前は「特急」でも、富士山駅~河口湖までは特急料金は支払わずに乗車券だけで乗ることができます。

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河口湖駅に停車中の様子。大胆なイラストがユニークです。

富士山駅から乗車してみましたが、ちょうど運転席の後ろの席が空いていたので座って観察することができました。

運転席をよく見てみると、パネルの一部に上から覆いをかけた部分があります。これは7両編成から3両編成に改造したことで、必要のない空調や照明を操作する機器の一部をシールド等で遮蔽したもののようですが、その他は大きな改造も見当たりませんでした。

走行スピードはゆっくりでしたが、かつてのロマンスカーの雰囲気を十分に楽しめました。終点の河口湖駅に着くと、外国人観光客を含めてたくさんの乗客が降りていきましたが、折り返しの車両もほぼ満席で「フジサン特急」の観光列車としての人気の高さがわかりました。

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よく見ると小田急電鉄の製造銘板が残っています。

 

中央線の大月から河口湖駅まで毎日運転される、「フジサン特急」の20000形。これからも多くの乗客を乗せて、まだまだ活躍してくれることを楽しみにしています。

 

 

 

 
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