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ゲーム『ゴースト リコン フューチャー ソルジャー』のPR実写ムービーが凄い!! 〈3JKI28〉

ゴースト151Q+mb4T1sL._SL500_AA300_もう二年以上も前に発表されたショートムービーだが、是非、紹介したい。

Ubisoftのゲーム『GHOST RECON FUTURE SOLDIER』シリーズのプロモーション用の実写ムービーだが、ディープな近未来ミリタリーファンの多くが絶賛した、という映像だ!!

このクオリティのままでの映画化を望む声も多くあった・・・。

 

このショートムービーは、PS3やXBOX360などのゲーム機用に発売されている『ゴースト リコン フューチャー ソルジャー(GHOST RECON FUTURE SOLDIER)』の序章(ゲームの最初のOPに繋がる)を描いた実写映像だ。

当該ゲームの発売元であるUbisoft社が制作、配信している。また、吹き替え版が無料でDLできるコードがゲームの初回購入特典として付属していたが、なんと、このムービーの製作費は5億円以上とも云われていた。

近未来(ゲームの舞台は2030年のロシアとされている)、ロシアの軍隊マフィアとテロリスト集団の代理人との核弾頭の取引をアメリカの特殊任務部隊(リコン〈Recon〉とは特殊部隊のこと)「ゴースト」の強襲偵察チームが阻止するべく行動を開始したが、そこへロシア軍? の特殊部隊が遅れて参戦、核兵器が収納されたコンテナを強奪していく・・・というストーリーだ。

無人の四足歩行戦闘兵器の出現や、光学迷彩で姿を消して移動したり、飛翔するドローンで偵察や狙撃を行うといった、近未来の戦闘の実態を味わえる映像である。

 

↓『Ghost Recon Alpha – Official HD Film』より 提供:Ubisoft

 

劇中に出てくるRECONチームたちの主な銃器類だが、先ずはリーダーが携えるのがFNの「P90」だ。

ベルギーのFN社が開発したPDW、人間工学に基づいた設計が行われている。近接戦闘に適した銃火器として、建物内や障害物の多い閉鎖空間で使用することを想定した、警察・警備組織や対テロ特殊部隊用に開発された銃器だ。

機関部がグリップや引き金部分より体側後位に位置するブルパップ方式を採用していて、全長の割に銃身が長く集弾性が高いとされる。

残弾数が把握し易い半透明のプラスチック製弾倉を銃の上に平行に装着する方式で、装弾数も50発と多い。

利き手を選ばず、左右どちら持ちでも操作可能なタイプ。つまりチャージングハンドルやセレクタレバーなどもどちら側からでも操作可能だ。更に排莢も、本体下部の排莢口から下に落とす形である。但し、大量の排莢で軽い火傷を負ったり足元の空薬莢を踏み付けて転倒する危険がある。

しかしP90は、弾数が多くて取り回しのしやすい高威力の銃器として、対テロ部隊や後方警備部隊に評価が高い。

 

続いてライフルマンの30K(サーティ・ケイ)が使用しているのがH&Kの「G36c」である。

この銃は、ドイツのヘッケラー&コッホ(H&K)社が製造しているアサルトライフルだ。1996年にドイツ連邦軍に採用されたが、残念ながら最近、実戦で不具合(連続発射による銃身の発熱・命中率低下)が見つかり発注停止とされている。

全体的にカーボンファイバーポリアミドの複合材を多く使用している。ストックはフォールディング(折り畳み式)だ。弾倉は、残弾数が分かる半透明式で30発入りが標準。複数のマガジンを連結してジャングルスタイルにして使用することも可能であるが、専用のアダプターを装着すればSTANAG マガジンも装着出来る。またBeta Company社が、100発装填のドラムマガジン(C-MAG)も製造している。

尚、H&KはG36が土埃や水に強く、過酷な条件下で確実に動作することをアピールしている。

 

スナイパーのペッパーが扱うのは、「バレット(Barrett)M82」という、バレット・ファイアーアームズ社が開発した対物狙撃銃である。ヘリコプターや装甲車両なども銃撃対象としており、ブローニングM2重機関銃などと同じ12.7mm弾を使用する。

上面のフレームにはスコープマウントがあり、その前方にキャリングハンドル、さらに前方下面に二脚(バイポッド)を装備している。スコープマウントの後方にはリアサイトを備えている。

銃身のカバー(被筒)には放熱口が設けられ、銃口にはマズルブレーキを装着している。軽量化の為に、反動利用式の作動機構としてターン・ボルト・ロッキング・ボルトと、ショート・リコイルする銃身を組み込んでいる。

 

バレットはともかく、アメリカのRECONチームの割には、SCARとかHK416などの米軍制式(もしくは準じる)を装備していないのが、少々、不思議な気もするが、見た目のデザインが未来観の強い武器を選んでいるだけかも知れない・・・。

 

無線操縦型(ラジコン)の4発飛行ドローンは、『コール オブ デューティ』というこれもゲームで活躍する「MQ-27 ドラゴンファイア(クアッドドローン)」に似ている。この映像では機銃を搭載しており攻撃兵器にもなるが、ラジコン型の為、機動性はそれほど高くなく、防御力も無い。

 

四足歩行兵器については、Kijidasu!のこの記事 『軍事用ロボット(1) グーグル 軍事用ロボット企業を買収!!』 が参考となる。ボストン・ダイナミクス(Boston Dynamics)社=現Googleが開発している「BigDog」だが、より大型化してガトリングガンを搭載させれば劇中の兵器にそっくりだ。ムービーでは脚が車輪型に変形して高速走行が可能となっているところがユニークだが・・・。

 

通常型の車両では、BTRのような8輪装甲車、大型の全装軌式砲兵トラクター、BMD歩兵戦闘車、そしてトヨタのFJクルーザーなどが登場している。

 

「おまけ」として、『ゴースト リコン フューチャー ソルジャー(GHOST RECON FUTURE SOLDIER)』のコンセプト・トレーラー映像も観て欲しい。 

 

上記コンセプト・トレーラーの映像には、敵味方双方に四足歩行の武装ドローンが出てくるが、『Alpha』のムービーに登場するヤツに比べて小型だし、それほど凶暴さが感じられない。コマンドセンターを爆破することでダウンするところから、無線操縦式であり自律型ではないと思われる。また、RECONチームのメンバーが装着しているショルダーランチャーから発射されるATM弾の威力が強過ぎる(戦車を簡単に破壊する)のがご愛嬌だ。

 

下記は、実際の戦闘任務のエピソードとゲームのOPの関連を解説したPVだ。



 

現在でも使われている銃器が多く使用されていることは、評価の高い銃火器の制式(採用)期間/寿命は長いので、それほど不思議ではない。

また既に現実の世界でも、映像に登場する飛行ドローン程度は実用化されているだろうし、四足歩行兵器の開発も進んでいる可能性はある。

信憑性が最も薄いのは、現在の科学技術では実現が困難であろう光学迷彩くらいだろうか・・・。 

-終-

 

 
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