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【今日の気になる言葉】プリンシパル principal とプリンシパル principle 〈1647JKI55〉

今月(7月)より『プリンセス・プリンシパル(Princess Principal)』というStudio 3Hzとアクタスが共同制作しているTVアニメがTOKYO MX他にて放送中ですが、ところで題名に含まれているprincipal とは、いったいどういう意味の言葉でしょうか? 

【今日の気になる言葉】で取り上げるこの英単語は、私にとって、昔、学生の頃に英語のリスニング試験で同じ発音のprinciple と聴き間違えて以来頭から離れない言葉の一つで、これが正解だったならばそのテストは合格ラインでしたから、今でもこの単語のことは尚更忘れられません(笑)。

 

principal の意味で最も多く使われているのは、もともとは英語圏のバレエ団における主役級のダンサーを指す言葉だったものが現在では世界的にも同様の意味で使われていて、バレエ団によってはファースト・ソリストやエトワール、プリマ・バレリーナなどとも呼ばれている、そのバレエ団における最高・トップクラスのダンサーのことです。

しかし本来の形容詞としての用法には、主な、主要な、第一の、先頭に立つ、元金の、などの意味があり、名詞の場合は、校長や学長、長官、社長などの意を持っています。また語源は、ラテン語「最初の」の様です。

そして冒頭に記した通り、同音異綴語のprinciple があります。発音記号は【prínsəp(ə)l】となり、この単語の厄介なところは、principal と綴りが似ていて、更にまったく同じ発音であることなのです。またこちらは名詞としての用法のみで、原理や原則、主義、根本方針などの意味があります。

 

さて、ここで着目すべきは、principal の接尾語にあたる al の部分でしょう。このタイプの接尾語を持つ言葉は形容詞か名詞となるもので、その多くは形容詞です。例えば、normal=標準の・正常な、radical=根本的な・基本的な、とか、total=全体の・総計の、local=場所の・地方の、などがありますが、この様に接尾語が al の単語の多くは形容詞なのです。

そこで al が付いているprincipal が形容詞であるとの推測が可能となり、その意味として「主要な」という形容詞としての用法を思い出すことが可能なのです。

しかしリスニング時には同じ発音である為に、前後の文脈から判断をして意味を理解する必要がありますが、この様な単語(綴りが似ていて発音が同じ)は意外に多いので注意を要します。

 

ところで余談ですが、アニメの『プリンセス・プリンシパル(Princess Principal)』について簡単に触れておくと、この作品は空想上の歴史スパイアクションとも言うべきもので、時代設定としては19世紀末の雰囲気、東西陣営の王国と共和国に分断された架空の都市ロンドンで繰り広げられる特殊能力を持った共和国の5人の女子高生スパイたちの活躍を描いています。

 

こうした経緯から、principal とprinciple の意味の違いを絶対に忘れない私ですが、プリンシパルという言葉の響きにも敏感に反応する様で、アニメ『プリンセス・プリンシパル(Princess Principal)』についても、ティザー(事前の覆面広告)の段階でしっかりとキャッチ・アップしていました。

まだ初回しか視聴していませんが、展開もスピーディであり、所謂(いわゆる)スチームパンクの世界観が嫌いではない私としては、今クール期待の作品の一つです!!

-終-

 

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