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豪華列車には当たり前?浴室付き車両〈17/38TFU03〉

無題このところ、立て続けにJR西日本・JR東日本から豪華列車の発表がありました。今までもブルートレインにはシャワー付きの列車もあって、非日常的な楽しみもありましたが、風呂付の列車はお目にかかりませんでした。ところが今回、発表された豪華列車のいずれにも、なんとバスタブがついているのです。

 

JR西日本が5月に発表した豪華寝台列車は、客車6両・食堂車1両・ラウンジカー1両・展望スペース車両2両の合わせて10両編成です。その中でも、最上級の個室にはバスタブがついているのです。2017年の春から運行予定だそうです。

また、6月3日に発表されたJR東日本の豪華列車「クルーズトレイン」はデラックススイート2室・スイート15室・ダイニング・ラウンジなどからなり、こちらも10両編成です。中でもデラックススイートタイプにはバスタブが装備されています。こちらも、2017年の春から運行予定とのことです。

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デラックススリーパーの外観

それでは、今までにも浴室付きの客車列車はあったのでしょうか。実は特別な車両として、存在していました。1989年に製造された「夢空間」という3両からなる豪華車両です。走行するときは、他の寝台客車と併結していました。その中に、「デラックススリーパー」という車両がありました。この車両は個室寝台車ですが、その部屋にバスタブがついていたのです。大きさはビジネスホテルのバスタブくらいのものでしたが、それでも当時は話題を呼びました。

さらにその前に遡ってみると、日本国内ではなく、中国大陸を走っていた車両にも浴室がついていました。第二次世界大戦前の1938年に、満州鉄道のグループ会社である華北鉄道に急行「大陸」という列車があり、その中の一人用個室に浴室が存在したのです。おそらくこれが、日本の車両としては最古の浴室付き車両かもしれません。(国内では戦前の特急「富士」だといわれていますが、こちらはシャワーだったそうです)

 

走りゆく車窓を眺めながら、列車の窓から朝日や夕陽をながめながら、ゆっくりお湯につかる。なんと贅沢な旅でしょう。もっとも、そう簡単に乗れるわけではありませんが、それにしても最近の豪華列車ブームで、日本の鉄道の旅も新たな時代に入ったといえるでしょう。

 

 

 

 
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