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北陸新幹線、2015年3月14日開業!! 〈17JKI25〉

北陸新幹線3AS20131128001665_commL北陸新幹線の長野~金沢間の開業が、来年(2015年)3月14日と決まりました。東京から金沢までを、最速の『かがやき』の場合、2時間28分で結びます。

旅行が好きで鉄道ファンでもある筆者には、大変、待ち遠しい3月14日です!!

開業日時

JR東日本と西日本の両社は、共同運行する北陸新幹線の長野~金沢間(営業区間約228Km)の開業を来年(2015年)の3月14日とする方針を固めたことが、27日に発表されました。

これで北陸新幹線は、1997年に運行を開始した東京~長野間が金沢まで延伸され、「かがやき」や「はくたか」、「つるぎ」と「あさま」の4種類の列車の運行が予定されています。

営業区間がJR東日本と西日本の2つのエリアにまたがるため、開業日は2015年3月14日の土曜日とし、この日に実施される全国の統一ダイヤ改正と同時になりました。

北陸新幹線は、すでに開業している長野新幹線から長野以北を延伸して、富山から金沢へ至るルートですが、2013年12月から実際の営業用車両を使った試験運転が既に始まっていました。

所要時間

最速の列車「かがやき」は、東京~富山間は2時間8分、金沢までを2時間28分で結び、1日に10往復運転する予定です。尚、新型車両の導入で東京~金沢間(約451km)は当初計画から2分短い最速2時間28分となりました。

運行列車と本数

上記の通り、最速の列車「かがやき」が10往復、東京~金沢間の各駅停車タイプ「はくたか」が14往復(更に長野~金沢間を1往復)、富山~金沢間のシャトルタイプ「つるぎ」が18往復、東京~長野間の「あさま」が16往復の運行となります。

停車駅

北陸新幹線5007北陸新幹線の長野駅以降延伸区間の駅は、飯山駅(長野県)、上越妙高駅(新潟県)、糸魚川駅(同)、黒部宇奈月温泉駅(富山県)、富山駅、新高岡駅(同)、金沢駅など7駅が新設となります。

速さを優先する最速列車「かがやき」の停車駅は、原則として途中の上野駅(一部通過)・大宮駅・長野駅と富山駅、そして終点の金沢駅だけとなりました。

また、「つるぎ」は富山駅~金沢駅間を途中の新高岡駅にも停車する形でシャトル運転します。更に、「あさま」は新たに停車駅が増える予定です。

在来線の今後

北陸新幹線の開業に伴って、並行在来線の北陸本線や信越本線は第三セクター鉄道4社に経営が移管され、各々「IRいしかわ鉄道」や「あいの風とやま鉄道」、「えちごトキめき鉄道」、「しなの鉄道」の各路線となります。

また在来線の特急「はくたか」(越後湯沢~金沢・福井・和倉温泉間)や、特急「北越」(新潟~金沢間)などの運転が取りやめとなります。同時に、現在この区間を走っている特急「はくたか」は廃止となり、「サンダーバード」「しらさぎ」は金沢以東の運転を取りやめ(一部列車は引き続き和倉温泉まで直通)、「北越」は新潟~上越妙高間の特急「しらゆき」へと改変されます。更に、金沢~福井間でも新たに特急列車が運転される予定です。

因みに、一般的に長野新幹線と呼ばれている路線は、正式には北陸新幹線の一部です。他の地域の多くの新幹線は並行する在来線の増設として扱われ、独立した路線とはされていませんが、北陸新幹線は独立した路線として扱われているのです。

これは、過去に長野駅まで開業した際に、並行在来線である信越本線の横川~ 軽井沢間が廃止されて、軽井沢~篠ノ井間はJRではなく「しなの鉄道」に移管・経営分離されたことによります。

導入車両

JR東日本と西日本が北陸新幹線用に共同で開発した新型車両を、東日本がE7系、西日本がW7系として使用し、最高時速は260kmと発表されています。既にE7系は長野新幹線区間に今年(2014年)の3月から先行導入されています。車両の編成は12両編成で、「あさま」の一部はE2系8両で運転となります。

開業当初はE7系・W7系は17編成204両の予定ですが、最終的に27編成324両体制で営業運転を実施します。

北陸新幹線のルートは、急勾配が連続する山岳地帯であり、時速170kmを超えるのは困難とされていました。しかしこの新型車両は登坂能力に優れた長野新幹線のE2系をベースに改良を加えてパワーアップした結果、勾配や曲線区間でも時速200kmでの運転が可能となりました。

このE7系・W7系の導入で、当初の金沢到達予想時間の2時間半の壁を破り、最速2時間28分が可能となったのです。

開業に向けた期待

着工以来23年を経て、首都圏と北陸地方が新幹線という交通の動脈で直結されます。これにより、新たな観光やビジネス需要の拡充に期待が持たれます。

北陸新幹線の「かがやき」を利用すれば、東京から箱根や日光へ行くのと同じ時間感覚で富山・金沢へ到着出来ます。今後は、新幹線で金沢まで日帰り旅行や出張も増えると考えられます。

金沢以降の状況

尚、北陸新幹線は、本来、上信越・北陸地方を経由して東京と大阪を結ぶ計画の整備新幹線でした。今回の開業では、金沢駅と白山総合車両所までが開通しますが、それ以降の福井を経由した敦賀までの区間は2025年度開業の予定です。

更に敦賀から大阪までの区間の具体的な計画はいまだ未定で、米原ルートの可能性が高まりつつありますが路線も複数の案の中から検討・調整中であり、車両も専用の新幹線車両ではなく、在来線と相互に乗り入れ可能なフリーゲージトレインを開発し導入する案も有力視されています。

-終-

 

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