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御朱印集めがブームです!! ~御朱印ガール急増、御朱印帳特設売り場の開設も~ 〈1647JKI27〉

谷中印3ダウンロード

谷中七福神巡り (特製色紙利用)

7年~8年くらい前に、親しい友人に誘われて都内の寺社を御朱印を頂きに廻ったことがあります。私はそれっきりでしたが、彼女は続けているみたい。近頃、知り合いになった方も熱心に集めてらして、聞くところによると、ここ最近も大変なブームのようです。

そこで、御朱印集めの近況を調べてみました・・・。

 

昨今、寺社は単に参拝・参詣するだけでなく、(その是非はともかく)仏像や収蔵品の鑑賞や霊場・パワースポット巡りの対象とされることが多くなってきました。そんな寺社巡りの楽しみの一つに、御朱印集めがありますが、この御朱印集めの元々のルーツは、「お遍路さん」で有名な四国八十八カ所霊場巡りなどの霊場巡礼にあるとも云われています。

御朱印とは

御朱印とは、元来は寺院へ参拝して自らが写経した経典を納めた証(あかし)として頂いた印のことでした。しかし、江戸時代の後期頃からは必ずしも納経をしなくても参拝の証明として印が頂けるようになり、現在では、それが全国に広がり、寺院だけではなく多くの神社でも頂けるようになっています。

しかし例外として、浄土真宗のお寺では頂けない様ですし、また年中頂ける寺社と、正月などの一定期間のみの場合があるので、御朱印を集める場合は事前に確認してから訪れましょう。

大概の御朱印は、その寺院や神社の御宝印や社名を朱で押した印と、御本尊名や社名などが墨書き(住職などの僧侶や宮司などの神職の方が書かれますが、大規模な寺社では専門のご担当がいます)されたもので成っています。

その寺社所縁(ゆかり)のお言葉などを素晴らしい達筆で添え書したものや、これもご縁の事柄等の絵姿や可愛い動物印入りなどと、個性豊かでバラエティに富んでいますが、意外とシンプルで飾り気のないものにも人気があるようです。

御朱印はその寺社に参拝した証であり、記念となり、旅の想い出ともなるものですが、単なる観光地の記念スタンプ等とは異なり、御札や御守りと同じように神仏に敬意を払って頂いた貴重なものであり、有難く大切なものとされますので大切に保管するようにしましょう。

御朱印の頂き方

本来の御朱印の姿は、あくまでも参拝の証であることを心に留めてください。そこで寺社を訪れたら先ずは神仏に敬意を払い、神聖な気持ちで参拝してから、御朱印所(社務所など)に伺います。

参拝もせずに御朱印だけを頂こうとする方も見受けられますが、これではせっかくの御朱印にも申し訳けありません。

しかし、一部の参拝客の多い大規模な寺社においては、数多くの御朱印の発行を受け付けている為に、参拝前に御朱印の対応をしたり、御朱印帳を預かって発行、参拝後に返却して待ち時間短縮を図っています。その様な場合は指示に従うことにしましょう。

普通は、社務所や寺務所にて御朱印の発行をお願いすることになるでしょう。大きな神社・寺院の場合は「御朱印所」や「納経所」と掲げられた窓口があるところもあります。良く分からない場合は、お守りなどを販売している授与所などで質問してみましょう。

尚、小さな寺院では、本堂の脇や裏手に庫裏(くり)という住職の居宅がありますので、そこを(あくまで個人の住居ですから失礼の無い様に)訪問してみましょう。但し書き手が不在で断られる場合もあります。また神社の場合、郷社レベルの宮司が日頃は不在なところは社務所も無く、社印も置いていないことが多いので、御朱印を頂くことは難しいと心得ましょう。

御朱印は基本的には持参した、もしくはその場で購入した御朱印帳(後述)に書いてもらいます。稀に、その寺社で用意している和紙等に書いて頂くことも可能ですが、何でもよいという訳にはいきません。

具体的な手順としては、上記の窓口で「御朱印をお願いします」と申し出て御朱印帳を差し出します。寺社側から「続きからで良いですか?(現状の御朱印の次のページでいいか?)」などと質問されますので、特別な指定がある場合を除き、そのまま首肯ください。

ひとつの寺社で、複数の種類の御朱印がある場合は、特に目的がなければ、御本尊やその寺社の代表的な御朱印を頂く様にします。巡礼の際や特定の神仏の御朱印が欲しい場合は指定しても構いません。また解からない事がある時は(丁寧に)質問してみてください。必ず説明してくださいますので、よく考えてお願いしましょう。

大概は御朱印帳を預けた際に、「〇〇分後にお渡し致します/出来上がります」と声掛けされるので、その待ち時間が経過してから再び訪れて、書きあがった御朱印帳を返却されたところで御礼を述べて料金を払う様にします。

さて御朱印に関する料金(御朱印代)ですが、多くの寺社では300円とされていることが多いようです。しかし中には500円だったり、「御気持ちでお納めください(志納)」とされているところもあります。また、釣銭が必要とならない様に予め小銭を用意しておくのがエチケットです。

御朱印帳について

御朱印は、通常は御朱印帳と呼ばれる専用の帳面に記述・押印頂くものとされています。納経帳・御宝印帳・集印帳などとも言われ、蛇腹・屏風折の体裁になっていたり、紐綴じ式になっています。値段は通常1,000円~2,000円くらいです。

また良質の御朱印帳には、楮(こうぞ)で漉いた丈夫できめの美しい「奉書紙」という和紙が多く用いられ、特に越前奉書紙が有名です。

御朱印帳351lxrHtj2yL蛇腹・屏風折タイプは、基本的には最初のページから順番に御朱印を頂くことになります。頂いた御朱印が訪れた寺社の順番に並びますので、頁を繰るごとに自分の御朱印集めの経過を振り返ることが出来ます。更に、広げると一目瞭然で全体を一覧することもできます。

また私の場合は裏側は使用していませんが、表が終わったら裏に書いてもらうことも可能です。

一方、紐綴じタイプは霊場巡りなどに適しています。順番に巡るのが基本であっても、スケジュールの都合などで難しい場合もあります。
効率優先で巡ると御朱印の順番が前後しますが、紐綴じ式の場合は後に並べ替えることが可能なのです。但し、並び替えを想定している為か、このタイプの大多数が薄めの紙質なので、裏側の使用には適しません。

サイズも色々ありますが、文庫本より少し大きなものからA5サイズくらいのものが一般的です。

有名な寺社ではオリジナル・デザインのものを販売していたり、一般では大きい文房具店(東急ハンズなどでも販売中)や仏具店などでも取り扱っています。また最近では、楽天やアマゾンなどの通販サイトでも大量に販売しています。
実際には多種多様なデザイン(正統派でオーソドックスなもの、モダンでクールなもの、そして最近流行りの明るく華やかなタイプや若い女子受けするカワイイもの等)がありますので、参拝のスタイルや集める御朱印のテイストに合わせたものの中から好みのタイプを選ぶのが良いでしょう。

西国三十三カ所霊場巡りや四国八十八カ所霊場巡りなどの場合は、頁毎に霊場名や御詠歌等が印刷された専用の御朱印帳があります。本格的に巡礼を始める場合には、それらを購入してみては如何でしょうか。

更に霊場巡礼をする際には、巻物様のお軸などに御朱印を頂くことも出来ます。お軸の値段は少々高くて1万円以上くらいはしますが、満願成就・結願(けちがん)の後には、このお軸を表装(表具店では鳩居堂が有名、御朱印帳も多数販売)して掛軸とすることも可能です。

最近の御朱印集めブーム

最近、若い女性の間で、寺社を巡って御朱印を集める人々が増え、そのアイテムである御朱印帳が人気を呼んでいます。

彼女たちは、女性の友人数人と一緒に出向くこともあれば一人で訪れることもある様ですが、神社仏閣を巡りながら、その都度、御朱印を集め、ご当地のショッピングとグルメを楽しむというのがひとつのトレンドとなっているそうです。そして御朱印集めを中心にした女子会や女性向けの旅行企画まであるそうです。

御朱印本161zeXYGO4PL有名な女優(永作博美さん、杏さん、小沢真珠さん)なども御朱印を集めていると広言しており、テレビや女性向け情報誌などのマスコミの御朱印集めに関する記事・報道がよりブームに拍車をかけている様です。更に書店でも、御朱印と御朱印集めに関する書籍が数万部も売れていると云います。

また特に若い女性の間で、ネットを利用した御朱印や御朱印帳についての情報交換が活発化しており、そこでの彼女たちは自らを『御朱印ガール』と呼んでいます。

御朱印帳についても、オリジナルデザインのカワイイものが売れていると云いますが、購入者の70%近くが女性だそうで、30代の女性が最も多く、50代よりも20代が多いとも聞きます。伝統的に有名寺社で販売されていた地味な(寒色系の)色合いのものよりも、赤やオレンジ、そしてピンクなどの暖色系で現代風のデザインが人気の様です。

文具店などが特設した御朱印帳コーナーは賑わい、寺社でも若い女性を意識したオリジナル御朱印帳を販売するところも出てきました。

 

御朱印に関しては、その芸術的な価値が広く海外にも知られてきた様です。確かにアートとしての側面を持っているとも言えますね。

そこで、若い日本人女性だけではなく、京都や鎌倉などでは、日本の伝統文化に興味持つ外国人観光客が御朱印を集めている姿を見かける様になりました。是非、彼らが本来の御朱印の意味をしっかりと理解して帰国されることを望みたいと思います。

 

御朱印の大きな特徴は、 単なる印判・スタンプの類とは異なり特に墨書の部分は完全なハンドメイドですから、書き手が異なれば当然ですが、同じ書き手でもその時々で完全に異なった唯一無二・オンリーワンのものとなるところです。また一字一字心を込めて書かれたものであり、それは神様や仏様の分身と云っても過言ではありません。

その為、その様な御朱印を頂いた御朱印帳は、決して粗末に扱わず、丁寧に保管することが大切なのです。単なるスタンプラリーのコレクション帳の様な扱いだけは避けてください。

 

この御朱印集めに興味・関心のある方、ルールを守って、是非、チャレンジしてみては如何でしょうか?

そうですね次回の新春にでも、最初は手軽に廻れる七福神巡り(東京でも谷中や深川、下谷など色々あります)当たりから挑戦するとイイかも知れません・・・。

-終-

 

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