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【ビジネス情報】 ローソンでアマゾンの商品が購入可能に!! 〈658JKI19〉

ローソン7img_mainネットで注文した商品を、自宅の近くのコンビニで受け取るサービスは既に多数あるが、商品選択や支払もコンビニで可能なサービスを、ローソンとアマゾンが提携して始めるという・・・。

 

先月(10月)28日、高知県に展開しているスリーエフ66店舗を順次ローソン・ブランドに切り替えると発表したばかりのローソンが、今度はインターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京・目黒)の商品を自社店舗で購入できるサービスを始めると発表した。

 

ローソン各店の店頭に設置してある情報端末のロッピーを操作して、アマゾン取扱いの商品の注文が可能となるというが、小売りチェーンのリアル店舗でアマゾンの商品を注文できるサービスは世界的にも珍しいという。

利用者はロッピーの画面上で商品を選んで直接電話でオペレーターと話しをして注文し、そのロッピー端末が発行するレシート(注文票)を使って店内のレジで代金を精算する。注文した商品は最短で2日後にはローソンの店頭で受け取ることが可能だそうだ。

ローソンは11月5日から静岡県内の約200店舗で、このサービスを試験的に開始するという。そして利用状況をみながら操作性の向上等を図り、来年(2015年)の春にも全国へとサービスを拡充する予定だ。

このサービスは、PCやスマホ等、そしてネットの利用に不慣れな高齢者や、クレジットカードを所持出来ない未成年者でも、通販での商品購入を利用しやすくなるという。

また自宅への配送による個人情報の漏洩を不安視する人や、留守がちの人がローソン店舗で商品を受け取ること出来るのも特徴だ。

更に両社は、既に実施しているアマゾン商品のローソン受け取りサービスの利便性も改善させる。

従来の、店頭での商品受け取り時の手続きが煩雑だったとされる点を、11月4日以降はアマゾン側から購入者のスマホなどにバーコード情報が送信され、購入者はそれをレジで提示、店員がスキャナで読み取るだけで商品を直ぐに受け取れる形に変更するという。

 

コンビニは本来が小規模店舗であり、売れ筋商品を中心に品揃えは3~4千点程度にとどまるのが普通だ。

しかしローソンは、このアマゾンとの提携でコンビニ店頭の品揃えを補完出来るとし、またアマゾンは老人や若年層などの新たな利用者の開拓につなげる考えだ。

今後ローソンは、アマゾン以外の各業態の企業とも連携して、コンビニ店舗をベースとして、利用者がいつでも欲しい商品を購入し、受け取りができる仕組みを整備していく計画だという。

 

ネット通販市場の急成長により、大手小売業者は競って自社のリアル店舗網とネットサービスの連携・融合を目指す、所謂「オムニチャネル」戦略を本格始動させている。

そしてこのローソンの例は、その「オムニチャネル」戦略の具体的なモデルの一つといえよう。

-終-

【参考】
「オムニ(すべて・あらゆる)チャネル」とは、リアル店舗やオンライン・ストアはもちろん、あらゆる販売・流通チャネルや商品情報チャネルを連携・統合して、どの様なチャネルからも同質の商品を適時に購入(入手)可能な、顧客にとって極めて利便性の高い商環境を構築・実現する事とされている。

いいこと尽くめの様な話だが、早くもロッピーの設置台数を懸念する声が上がっている。1台しかない端末では、それ程多くの顧客が利用は出来ないだろうし、従来のチケット購入などでの利用も、時間帯によっては結構、混んでいるとの指摘もあるのだ。

また、この提携での両社の利益確保は難しい気がするのだが、そもそも「オムニチャネル」自体が参加企業に薄利多売を要求する戦略なだけに、そこは致し方ないのだろう・・・。

 

 
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