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【連載講座】第3回:採用担当の目は、応募者のここを見ている! 〈906TFU30〉

001796_liキャリア研究家です。シリーズ3回目は「採用担当の目は、応募者のここを見る!」をテーマに説明していきます。なぜか応募しても書類選考通過率が悪い方や、WEBエントリーはしたのにどこからも音沙汰がない方、もう少し工夫するとあなたの印象もグッと良くなります。当たり前のようだけど、教えてもらえなかった応募書類のポイントの特集です。

 

応募方法は大きく分けてネットでのエントリーと、手書きの二つの方法があります。私が採用担当になった25年前は手書きの書類選考が主流でした。応募書類が郵送で届いた時点から選考がスタートします。切手の貼り方、貼る位置、文字の書き方や写真の貼り方も重要な判断材料でした。パソコンで作成したものでは得られない、人物像が手作業では如実に表れるものです。
それゆえ現在も、いまだに手書きの書類を求めるところもあります。あらためてまずは、手書き書類を送るにあたっての、それぞれ比較して重要なことを伝えます。
001849_li【手書きの書類を送る際のポイント】
1) 手書きの書類は、文字のうまい下手より、「しっかり書く」こと。

文字には性格が出ます。癖字の人は、やはり癖のある人です。大きな字、小さな字。曲がった字、性格が出ます。ただ、下手でもいいのです。大事なことは、とにかく、「丁寧に書く」ことです。
例えば、
・はじめは楷書で書いていたのに、途中から略字が混ざってきた。
・「~だ」と「~です」が混在している。
・明らかに読み返していない(誤字・脱字が多い)。
・句読点が多すぎて、話が回りくどい。
そんな書類を目にした途端、採用担当はNGの烙印を押したくなります。
名文である必要はありません。難しい漢字を書く必要もありません。とにかく
終始一貫して、整った文章になるよう、しっかりと書きましょう。

 

2) 写真は貼れ。まっすぐ貼れ。

履歴書にはわざわざ、写真貼り付けの枠が書いてあります。「写真貼り付けの必要がある場合」と書いてある市販の用紙もありますが、指定されなくても貼るのが礼儀です。そして、いまだに白黒の写真をはる人がいますが、ケチらないでカラーにしましょう。
ネットからフォーマットを引っ張ってきて、写真も画像ファイルから合成する人がいますが、これもよくありません。「他でも流用しているな」「安易に作ったな」という印象を受けます。カラー写真を貼りましょう。その時に注意したいのが、サイズと貼り方。ここにも露骨に性格が出ます。指定された枠内に、曲がらないで貼りましょう。大きさも、枠から少しはみ出すくらいは良いのですが、小さいと印象が良くありません。また、写真の裏には氏名を書くことも忘れずに。(はがれてしまった時の用心のためです。)

 

016189_li【パソコンでエントリーする際のポイント】

1) 履歴の部分は同一項目を繰りかえすだけ

手書きの書類応募は「履歴書」「職務経歴書」を別々に送りますが、エントリーフォームで送る場合は、大半が時系列に一緒に入力できる点が特徴的です。採用担当者が膨大な応募データの中から、目に留めやすい上手なまとめ方は、項目を絞る方法です。この体裁だと、社歴や社内のプロジェクトを多数経験してきた方にもお勧めです。例えば、次のようなイメージです。システムエンジニアの方の例です。

【勤務期間】2008年6月~
【会社名】株式会社***
【業種】食品
【事業内容】自動販売機オペレーター
【従業員数】**名
【雇用形態】正社員
【職種】社内情報化推進・導入
【職務内容】
・社内ネットワーク構築
・ドメイン管理・ファイルサーバー導入
・営業支援システム(SFA)の導入
・販売管理システムの導入

【勤務期間】2004年4月~2008年5月
【会社名】**システムエンジニアリング
【業種】ソフトウェア・情報処理
【事業内容】システムインテグレーション
【従業員数】***名
【雇用形態】正社員
【職種】アプリケーション系SE
【職務内容】
2006年  **病院様/診療支援システム導入プロジェクト
      担当:プロジェクトマネージャ
      メンバ数:15名

ポイント:職務内容の部分は、「何の仕事を、どのような立場で、何人くらいで」でまとめましょう。

 

2)自己PRは、「二度押し」で印象付ける

応募者の人となりを見て、志望動機を推し量る重要なデータが「自己PR」です。私も今までに数万通の応募書類を見てきました。平均的な傾向で言うと、日本人はこの項目を記入することがとても「下手」です。外国人の応募者は、実にこの欄に気合を入れているかがはっきりと出ます。非常に小さな実績であったとしても、「自分はこんなことが出来る」と堂々とアピールしてくるのです。正直、日本人であまりそこまでしてくる人はいませんし、残念ながら「余計なことは言わない、奥ゆかしさ」のような不文律もあることも事実でしょう。あまり長々と自己PRしないというのがまずは大事です。
そのうえで、仕事に取り組む姿勢は、こういうものを持っていると「語るように書く」ことです。「自分の性格」や「長所と短所」にとらわれる必要はありません。
次の二つの例を見てください。

(例1) 悪い例
私は、仕事に対してどんな小さな仕事でも手を抜くことなく一生懸命取り組みたいと考えていて、会社のため、同じ職場で一緒に働いている人の為に何が出来るのか、常日頃考えています。そして、分からない事はそのままにしておきたくない性格です。長所は明るく、まじめだとよく言われます。短所は、おおざっぱな所です。

ポイント:抽象的な表現で、具体的にどのような行動をとる人なのか、イメージできません。長所と短所も、表現が稚拙です。会社や組織にうまく溶け込めるか、かなり心配なようです。

(例2) 良い例
私は、制作チームと開発チームとの橋渡しの役割を十分果たすことができます。
システムの注文を受けてからの案件の進行をとりまとめる経験が豊富にあります。
規模も、中小規模ではなく、大手企業様のWEB案件の現場ディレクションをおこなってきておりますので、大手企業様に求められる品質レベルに通じております。
直近では、20万ページ規模のWEBサイトの構築案件において、制作/開発をまたがってのディレクション業務をおこない、現場のプロジェクトメンバーの社員15名のほか、派遣社員7名、外部委託先3社を加えたメンバーをとりまとめて、日々タスクを割り振っています。信頼関係を構築して、チームを作り上げることができるのが、私のアピールポイントとなります。

ポイント:はじめに自分は、何ができるのかを謳っています。そのあと、具体的にプロジェクトの規模や、マネジメントした人数など数字データを出してきています。そのうえで最後に、もう一度自己PRをしています。つまり、「二度押し」で強烈に印象付けます。採用担当も、この人ならこのポジションで仕事をお願いできるはずだと強くイメージできます

 

001851_liいかがでしたか。採用側が注目するポイントをまとめてみました。以前もこのコーナーで注意としてあげましたが、どこかから文例を写すようなことはやめましょう。基本ルールを押さえて、世界に一つだけのあなただけの応募書類を作ることをお勧めします。
あなたの就職にお役に立てますように。

00_会社ロゴP_080423SONYをはじめ国内大手メーカーで長く管理職を務めたベテランのコンサルタントが、あなたの話をじっくり伺い、キャリア相談にも応じてくれます。たとえば「自分に合った仕事を探している」「自分のキャリアシートにアドバイスが欲しい」もちろん、相談すべて無料。お気軽にアクセスしてみてください!

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