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【OIC-8】 覚えたら便利な業界用語・・・靴業界編 – 1〈あ/ア行~か/カ行の言葉〉 〈1647JKI24〉

これを覚えれば“玄人はだし”という靴業界用語をご紹介します。長年、靴メーカーに勤めていた知人から教えてもらいました。これらを知っていると、靴好きの方ならばきっと便利で重宝しますよ。

それでは初回として、あ/ア行~か/カ行の言葉をお届けします。

※分量が多くなり、大変な長尺となりましたので分割致しました。

⇒ 靴業界編 – 2〈さ/サ行~な/ナ行の言葉〉

⇒ 靴業界編 – 3〈は/ハ行の言葉〉 

⇒ 靴業界編 – 4〈ま/マ行~わ/ワ行の言葉〉

 

【あ/ア行】

アーチ

アーチ(arch)とは、靴の足の踵(カカト)から土踏まずにかけてのアーチ状の部分のことです。足に合ったアーチでなければ靴ずれや疲れの原因になり、靴を履いた時の安定感にも影響を及ぼします。またアーチがしっかりしていなければ靴の中で足がずれ動くことで、つま先から踵まで安定しなくなる為に靴の履き心地を確保する目的には重要なパーツと云えます。

アーチサポート

アーチサポート(arch support)とは、アーチを保持・補強する為のパーツです。アーチが足にフィットしないことで、足のつま先が靴の前方に滑り込んでしまい、靴擦れを起こしてしまうこともあります。アッパーの高さやつま先の形状、アーチのフィット感などは、快適に歩行する為の大きな要素であり、アーチサポートはそれを補助する役割を有しています。

アイレット

アイレット(eyelet)とは、「ハトメ(鳩目)」のことで靴紐を通す穴となります。アイレットは靴だけではく、布や皮革、紙などに穿った穴が破損しない様に補強する目的でも使用されます。表面からアイレットが見えるものを「表ハトメ」、表面からは見えない形になっていて「ハトメ」の金属部分が裏側についているものを「裏ハトメ」と呼びます。また、このアイレットを取り付ける皮の部分を「羽根」と呼びます。

アイロン仕上げ

アイロン仕上げとは、加熱した金属板を革に当て艶を出す靴の仕上げ方法です。パキッとした艶が出て滑るような銀面が出来上がります。

アッパー

アッパー(upper)とは、足の甲を覆う靴の素材のことで、別の表現では「甲革」とも呼ばれます。靴の種類によってその形状は異なりますが、基本的にソール(靴底)を除いた甲を覆う部分をアッパーと言います。このアッパーは、靴のデザイン性やファッション性を決める上で極めて重要な部分となっており、また牛や馬・豚・羊・山羊(ヤギ)などの革やウール・綿の様な生地など、あらゆる素材がその材料として用いられています。更にアッパーの縫い付け方は靴の製法毎によって異なっており、外側に縫い付ける「ステッチダウン製法」や、内側に縫い付ける「マッケイ製法」などがあります。

アドバン仕上げ

アドバン仕上げとは、外観やその効果の違いによる靴の仕上げ方法の一つで、色付きの革に更に上から濃い色を乗せて特殊な薬品を使用して研磨するなどして上部の色を落とすことで1枚の革の中に2つの色層を作る方法のことです。上部に乗った色の落とし具合によって革全体の印象が大きく変わるとされています。

アニリン仕上げ

アニリン(aniline)仕上げとは、靴の仕上げ方法の一つで甲革に多いもの。染色した革に顔料を含まず合成染料と主にタンパク系のバインダーからなる塗料を用いて染色し、銀面模様が見透せるような透明度の高い仕上げ方法です。塗膜の透明度が最も高く革本来の銀面の特徴が際立つ為に、傷跡等が目立たない様に高品質の生地に使用されます。またこの方法で仕上げた革は「アニリン革」と呼ばれますが、塗膜の耐久性が低いのでその取り扱いには注意が必要となっています。

アバディーン・ラスト

アバディーン・ラスト(Aberdeen last)とは、靴の木型(ラスト)の形の一種ですが、ここでの“アバディーン”とは英国・スコットランドの都市名が由来とされています。サイズ選びに関しては、若干、つま先迄の距離が長めになっていますが、ほぼ普通サイズと同じ選択基準で問題ないとされています。

アンクル・ストラップシューズ

アンクル・ストラップシューズ(ankle strap shoes)とは、足首部分を一周するようにストラップを巻いて固定する靴のことです。足にしっかりと固定できる為、ストラップのない靴に比べると長時間履いていても疲れ難いとされています。またストラップを巻くことで、足首を細く見せる効果もある様です。尚、ストラップは細いものやゴムを使用した太いものなど様々なタイプがあり、長めのストラップを二重に巻きつける「ダブル・ストラップ」という形式もあります。これらのアンクル・ストラップシューズは種類も豊富で、パンプスやサンダル、ミュール・ピンヒール・バレーシューズタイプ等がある他に、ブーツの足首部分にアンクル・ストラップを飾りとして施したタイプもあります。

アンクル・ブーツ

アンクルブーツ(ankle boots)とは、踝(くるぶし、ankle)もしくは足首部分、もしくはそれよりやや上部までの丈の短いブーツを指しますが、別名のチャッカー・ブーツと呼ばれることもあります。似たデザインのブーツに「ブーティー」がありますが、これは女性用を指し、一方、アンクルブーツは男女に共通で使われる靴の呼称です。殊にメンズ分野においては、ブーツというとアンクルブーツが定番かも知れません。アンクルブーツのデザインもバリエーションが豊富で、洋服などに合わせてコーディネートすることが可能です。カジュアルダウンの方向ならば、スウェード素材のものやレースアップタイプ、サイドゴアタイプなどがお似合いで、逆にスーツスタイル等に敢えてカジュアルなアンクルブーツを合わせるというのも高度なテクニックの一つです。

安全靴

安全靴(Safety boots)とは、主に工事・作業現場や工場内などの、足への危険を伴う場所で使用される着用者の足の保護を目的とした靴で、その甲被は一般的に牛革か総ゴム製が圧倒的に多い様です。我国では労働安全衛生規則(第558条)によって、事業者・労働者ともに作業環境に応じた安全靴の着用が義務付けられており、また更に、日本工業規格(JIS規格)などで安全靴に関する細かな規定や作業区分などが決められていますが、本稿ではそれらの詳細は省きます。

アンティーク仕上げ

アンティーク仕上げとは、古びた感じがする「古代・古典風(アンティーク調)」の色調の革、並びにそういった革製品を仕上げる方法のことで、空打ち等を施した革に染料やロウ・ワックスなどを不規則に塗りムラ感を出しています。また「型押し」や「もみ」等を施した革の銀面の凹凸等を利用して、塗装により色調の濃淡を表現します。この為のアンティーク仕上げ用の塗装剤も開発されていて、この仕上げ剤を塗布後に拭き取りと「バフィング」を行いますが、その際の仕上げ剤としては主にワックス系の染料で茶系の濃色調のものが多い様です。更に黒色(ブラック調)の場合は濃淡の表現が難しいので、最も濃い色を真黒ではなく濃いグレーにして濃淡に変化を付けています。

一枚甲

一枚甲(whole cut)とは、靴のアッパー(甲革)を一枚の革で形成したもののことです。甲が一枚だけの為、「ホール・カット」以外に「ワンピース」と呼ばれることもあります。また通常アッパーは複数個のパーツを縫い合わせて作られていますが、一枚甲はその名の通り一枚革でアッパーを作り、その際には一枚の革をラスト(木型)に貼り付けるようにして形を整え、引っ張りながら皺(シワ)を伸ばしていきます。また一枚甲の靴は、木型に合わせられた形が丸みを帯びるので、柔らかく繊細な印象となります。

イジェクションモールド・システム

イジェクションモールド・システムとは、通常は「インジェクション製法」と呼ぶ射出成型による製靴方法のことですが、単に「射出成型法」とも言います。金属製の金型に熱で溶かした塩化ビニールやポリウレタンを圧力をかけることによって勢いよく注入し、靴全体や本底を一発で成型する方法です。特に長靴のほとんどは、この製法により作られています。またこの方法で本底の成型と底付けを同時に行うのが、「ダイレクト・ポリウレタン・ソーリング」です。アッパーをセットした本底の金型に、溶かしたポリウレタン液を注入してその中で発泡させ、冷えて固まり本底を成型しながらアッパーと結合させるのですが、この製造法は効率が良く量産に向いているとされています。

イブニング・シューズ

イブニング・シューズ(evening shoes)とは、フォーマルな夜会で履く靴のことです。女性のイブニング・シューズとして代表的なのはハイヒールパンプスでしたが、最近ではオープントゥをはじめ、サンダルやバックストラップシューズ、ショートブーツ、モカシンなどもイブニング・シューズとして履かれる様になりました。

エナメルやサテン(繻子)、ブロケードなどの生地や、ラメ、ゴールド、シルバーなどのメタリックな加工が施された革が用いられたものや、華やかなデザインの宝石・ラインストーンをあしらったものなどとその種類は豊富で、イブニングドレスの素材と同じ生地を使うこともあります。また紳士用のイブニング・シューズは、黒のエナメル製のオックスフォード・シューズが中心でリボン飾り付きのオペラ・パンプスが主流です。

インソール

インソール(insole)とは、靴の中底のことです。後入れや取り外しができる中敷きをインソールと呼ぶこともありますが、本来は、製造工程で靴の中に縫い込む「中底」のことを指します。つまりインソール(中底)は、アッパー(甲革)と一緒に縫い付けられる底なのです。またインソールの下にはコルクなどのクッション材が敷かれ、アウトソール(本底)と縫い付けられています。インソールの素材には天然皮革やレザー・ボード、パルプ・ボードなどが用いられており、こうした素材には、何千何万回の歩行で踏みしめられることを考慮して、返りの良いもので靴の形状を保てるものが選ばれます。

インナーソール

インナーソール(inner sole)とは、後入れや取り外しが可能な靴の中敷きのことです。「インソール」と呼ばれることもありますが、インナーソールは後入れや取り外しが可能な「中敷き」を指し、インソールは靴の製造過程でアッパー(甲革)と縫い付ける「中底」を指します。インナーソールの種類には、足裏の形状に合わせて立体的にカットされた「フットベッド・インソール」や、凹凸のない「フラット・インソール」などがあります。また、取り外しが可能なものを特に「カップ・インソール」と呼びます。通常、これらのアイテム名には「インソール」との記載がありますが、実際はインナーソールであることがほとんどです。

インナーソールの大きさは色々で、足長と同じ長さのインナーソールを「フルサイズ」と呼び、足長の半分の長さのものを「ハーフサイズ」と言います。また、踵(かかと)から土地踏まずまでの、つま先部分のないインナーソールもあります。インナーソールは、靴の中で足が遊んでしまう場合などに、靴と足の隙間を埋める役割も有しています。更に、O脚やX脚が原因で足にかかる重心が内側や外側に反れてしまう場合に、体重の傾きを修整するアイテムとしても有効とされています。足の疾患や変形治療、矯正などの為に挿入する医療目的のインナーソールは、「足底板」・「足底挿板」・「矯正中敷き」などと呼ばれます。

またインナーソールの多くは通気性が最大限に考慮されています。スニーカーの様にラバーソールが使用されている靴は蒸れ易いですが、布製などの通気性が高いインナーソールを使用することで、蒸れ状態の軽減に繋がるとされます。一般的には革や合成素材が用いられることが多く、中底の全面、あるいは部分的に貼り付けて使用します。

ウィング・チップ

ウィング・チップ(wing tip)とは、飾り革がW字型の切り返しで縫い付けられている靴のことで、W字型の切り返しが鳥の翼のような形をしていることから、この名で呼ばれています。また、W字型がおかめの髪の生え際に似ていることから、日本では「おかめ飾り」と呼ばれることもあります。

ウィング・チップ自体も装飾のひとつですが、「メダリオン」(つま先革の穴飾り)や「パーフォレーション」(アッパーに施される大小の穴飾り)という装飾も一緒に施されることが多い様です。これら3つの装飾をすべて施してある内羽根式の短靴を「フルブローグ」と呼び、外羽根式の靴を特に「ダービー・フルブローグ」と言います。

通常のウィング・チップは翼の長さが土踏まず辺りまでですが、踵までつながっているものを「ロング・ウィング・チップ」、つま先部分で切れているものを「ショート・ウィング・チップ」または「シールド・チップ」と呼んで区別しています。

ウエッジ・ヒール

ウエッジヒール(wedge heel)とは、くさび型のヒールのことを言います。つま先は低く、踵(かかと)の部分が高いことが特徴です。靴が地面に接する靴底という意味でのソール部分は平らですが、つま先と踵部分の高低差が大きく横から見ると直角三角形を描くように見えます。また、別の呼び方として「ウエッジソール」と呼ばれることもありますが、この場合は正確には楔(くさび)型の靴底(ソール)を指す用語にも拘わらず、一般的には「ウエッジヒール」と同形状の靴を示す場合に使用されていることが多い様です。

ウエルト

ウェルト(welt)とは、靴の周りを縁取るようにアッパー(甲革)とアウトソール(本底)に縫い付ける、細い帯状の革のことです。

このウェルトを使用した靴の製法は「ウェルト製法」・「ウェルテッド製法」と呼ばれています。「グッドイヤーウェルト製法」や「ハンドソーンウェルテッド製法」、「ノルウィージャン・ウェルテッド製法」などがそれに当たり、アウトソールとアッパーでウェルトを挟んだ構造が特徴的です。これらの製法はアッパーとアウトソールを直に縫い付けず、それぞれウェルトを経由させる為にアウトソールの交換が容易となっています。ウェルトがなければアッパーが分離してしまいますが、ウェルトとアッパーが掬い縫いで縫い付けられているので、形状を保ったままアウトソールを交換することが可能なのです。また、ウェルトがあることによりアッパーの縫い目に直接水が滲み込むことが少なくて防水性も高まります。

平らなウェルトや縦に刻み込みが彫られたウェルト、ストームという盛り上がりがあるウェルト、スリットが入ったウェルトなどとその種類は多種で、機能的な意味だけではなくデザインの一部として取り付けられることもある様です。

ウェルト・シューズ

ウェルト・シューズ(welt shoes)とは、各種の「ウェルト製法」で作られた靴のことです。アッパー(甲革)への負担をあまりかけずにアウトソールの張り替え修理(オールソール)を行うことが可能で、耐水性と耐久性に優れている他に、ウェルト独特のコバの張り出しや縫い付けのデザインに特色があります。またウェルトを模したデザインの量産靴を含めてウェルト・シューズと呼ぶこともあります。

内羽根式

内羽根式とは、靴紐を通す穴(はとめ/アイレット)の空いた革(羽根)が、足の甲より前のアッパー(甲革)に潜り込んで一体化しているタイプの靴のことで、英米では「バルモラル(balmoral)」と呼ばれています。

内羽根式の靴は羽根が外側に開かない形が規律正しく、もしくはエレガントな印象となっていますが、一方で「外羽根式(英語ではブルーチャー/blucher)」の靴は羽根が外向きに開きカジュアルな感じがします。そこで内羽根式の靴の方が外羽根式よりもフォーマルであり、一般的には冠婚葬祭や公式行事、重要なビジネスシーンに適しているとされているのです。

英語の「バルモラル(balmoral)」の語源の由来は、英国のヴィクトリア女王の夫君であったアルバート公がスコットランドのバルモラル城でミドルブーツをデザインした為だとされています。また、この内羽根式は国によって様々な呼び名がありますが、フランスではルイ王政期の宰相の名前である「リシュリュー(Rechelieu)」、イタリアでは「フランスのお嬢さん」を意味する「フランチェジーナ(Francesina)」などと呼ばれているそうです。

裏革

裏革(lining leather)とは、アッパー(甲革)の裏面に貼り付ける革のことです。アッパーと裏革の2枚を重ねることによって強度を上げるだけでなく、裏革の表面の滑りを良くすることで足触りを良くする目的があります。この裏革には肌触りの良い山羊の革や馬の革、豚の革や合成皮革などが使用されますが、馬の革は丈夫で通気性に優れており、豚の革は柔軟性が高いのが特徴です。また、裏革は立体的な足の形にフィットする様に、靴の先端部分にあたる「先裏」と後方部分の「腰革」に分けられています。

エスパドリーユ

エスパドリーユ(espadrille)とは、ソール(表底)にジュードという麻が使用されていて、甲部分が綿生地ので覆われているサンダルのことで、特に海岸や砂浜を歩くのに適しており、欧州の地中海沿岸部の漁師が履いていた靴がエスパドリーユの祖先とされています。

特にフランスとスペインの国境近くのバスク地方で、海兵用のわらじ風サンダルとして履かれていたエスパドリーユは、同地を中心に現在も船乗りや沿岸部で働く人たちが多く使用しています。またエスパルトという植物の繊維を編み込んでいたことから、エスパドリーユと呼ばれるようになったとも言われています。尚、現在ではリゾート用シューズとして、踵が低いサンダルタイプやヒールが高いタイプ、スニーカータイプまで幅広く普及しています。

エナメル仕上げ

エナメル仕上げとは、外観やその効果の違いによる靴の仕上げ方法の一つで、仕上げ剤にポリウレタン樹脂を使用してプラスチック感を強く出している仕上げ方法のこと。ポリウレタンの塗装中に塵や埃が混入すると仕上がりが汚くなるので、密閉された空間で作業を行います。またこの独特の光沢を持った仕上がりは、特に女性に好まれます。エナメル仕上げの革は、耐摩耗性や耐溶剤性は強いのですが、エナメル塗料によるものよりは感触が劣るともされています。

エナメルド・レザー

エナメルド・レザーとは、なめし革の表面にエナメルペイントを塗って、光沢を出して耐水性を強めたもののことです。クロムなめしした革の銀面(毛のはえていた表皮の面)にワニスやボイル亜麻仁油を塗って光沢や耐水性をもたせたタイプ、クロム鞣しをした革の表面(銀面)にエナメル塗料を塗って仕上げたものなどがあります。強い光沢・艶とある程度の耐水性があり、礼装用や婦人用などの靴のアッパー(甲革)やハンドバッグ・ベルトなどの革製品に使用されます。以前は、油性ワニスと顔料を混合したエナメル塗料が用いられていましたが、最近ではウレタン系樹脂を使用することが多い様です。

エンポッシング・レザー

エンポッシング・レザーとは、トカゲ・ワニなどの革に似せて模様を型押しした革のことです。また、この様に型押し(エンボス)加工を施した革は、傷や汚れがつきにくく目立ちにくいのが特徴でもあります。ワニ・クロコダイル・リザード・オーストリッチ等の爬虫類、バファローやエレファントなどの動物型から、アクエリアス・シーマ・古代絵等の幾何学的な型まで、その種類は豊富です。

オイル(油)鞣し

オイル鞣(なめ)しとは、動物性の油(その多くは魚油)を使って皮を鞣すことで、しっとりと柔らかい革を作りたいときの鞣し方法で、この様な方法で鞣された革を「オイルドレザー(オイルドアップレザー)」と総称します。また特に柔らかい革に加工する場合に行われ、油分を多く含むため撥水性能が高く、この中には「セーム革」の様に水洗いが可能な革製品もあります。

オーソペディック・シューズ

オーソペディック・シューズ(Orthopedic shoes)とは、足の治療や運動機能の補助を目的とした靴のことで、整形外科(オーソペディ)等の医師の診察結果をもとに熟練の専門技術者が製作します。専門によって細かな仕様は異なりますが、リウマチや脳卒中、糖尿病などで足の歩行機能が低下、もしくは損なわれた人でも歩ける様な靴を作ることが目的で、個人の症状に合わせて製作される為に決まった形はありません。

オーソペディック・シューズの製作に当たっては、「アインラーゲン(Einlagen)」と呼ばれる医療用靴型装具である個人に合わせた足底挿板/中敷きの製作に関する知識や既製品靴の調整、そして製作後のメンテナンス技術といったノウハウに加えて、足・脚の構造や疾患知識、更に人間の歩行メカニズムなどの整形外科的知識が必要となります。

オーバーシューズ

オーバーシューズ(overshoes)とは、靴の保護や汚れの飛散防止を目的とした、靴の上から履く靴のことです。オーバーシューズには用途によって色々な種類がありますが、雨の日に革靴への水の侵入を防ぎたい場合は、ゴム製のオーバーシューズを履くことで革靴の縫い目から水分が入ることを防げます。またよく登山靴に使用されるオーバーシューズは、防水の他に保湿を目的としていまし、作業現場などで使用されるオーバーシューズには、靴自体の汚れを覆い作業現場を汚すことを防ぐ目的があります。

ちなみに精密機器や部品などの製造を行う工場(クリーンルーム)などでは、ビニール素材のオーバーシューズを使うことが多い様です。通常、これは使い捨てで、部材や工作機械を汚染から守る目的で使用されています。袋状にすっぽりと包み込むタイプがほとんどですが、飲食店やホテル官公庁などでは、屋内に靴の汚れを持ち込まない為の着脱式・スリッパ型のオーバーシューズが使用されることもあります。

オープン・トウ

オープン・トウ(open toe)とは、主に女性用のパンプスなどで、つま先が開いたデザインの靴のことを指します。即ち、ま先が開いているので、足を包む部分が極端に少ないサンダルなどにはあまり用いません。基本的にカジュアルなものであり、結婚式などのフォーマルなシーンでは不適とされています。

オールソール

オールソールとは、ソール(表底)全体を交換・張り替えることで、ラバーソール(ゴム底)やレザーソール(革底)など、素材の種類も基本的には選びません。先ずヒール部分を分解し、ソールを剥がします。次いで製法にもよりますが、ソールとの縫い付け部分であるウェルト(細い帯状の革)を新しく縫い付け、アッパー(甲革)と新しいアウトソールを縫い付けていくのが基本的なオールソールの流れです。

しかし靴の製法や状態などによってオールソールを実施可能な回数は異なります。例えばグッドイヤーウェルト製法で作られた靴は5回前後はオールソールが可能とされており、マッケイ製法の場合は3回前後、セメンテッド式製法の靴だと1~2回が限度と言われています。

オックスフォード・シューズ

オックスフォード・シューズ(oxford shoes)とは、短靴の原型となった紐付きの靴です。1665年頃の英国でオックスフォード大学の学生が履く様になったことから、この言葉が誕生したそうです。フィット感を高める目的で、甲の部分で紐を結ぶオックスフォード・シューズは、アッパー(甲革)の紐を通す部分の羽根のような革の縫い付け方に違いがあり、アッパーと一体化するように縫い付けられた形のバルモラル(内羽根式)式とアッパーの上に羽根のように縫い付けられたブラッチャー(外羽根式)タイプの2種類が代表的です。

オパンケ製法

オパンケ製法(opanka process)とは、土踏まずのソールをアッパー甲革)に被せるように縫い付ける製靴法で、「オパンカ製法」とも呼ばれます。またこの製法は、ソールの縫い付け方に特徴のあり、一般的な革靴はソールにアッパー縫い付けるものが多いのですが、オパンケ製法は内側の土踏まず部分のソールを上に引っ張り上げてアッパーに縫い付けています。すくい縫いされた土踏まず部分は縫い目が丸見えとなっており、その特徴的な見た目からデザインとして施される場合もありますが、土踏まずのフィット感を高めるという実用的な効果もあります。

オプリック・トウ

先が尖っておらず、つま先が斜めにカットされたボッテリとした印象がある靴ですが、この特徴のあるつま先の形状が足指に沿った形になっており、足の自然な形をあまり崩さぬ為に足指の締め付けがなく、履いているときの圧迫感を軽減してくれます。この為に、普段よく歩くことが多い職業の方や、ON・OFF兼用で履きたい方などに多く支持されています。

オペラ・パンプス

オペラ・パンプス(opera pump)とは、リボンが付いた黒いメンズシューズです。パンプスという名称はつま先のラインが浅めで、履き口が広いスリッポンの総称です。パンプスと言えばヒールの高い女性の靴というイメージがありますが、本来はソールが薄くヒールの低いもので、男女問わずに履かれていました。

オペラ・パンプスは甲のリボン飾りが特徴で、音楽会や舞踏会、晩餐会で女性が履くイブニング・パンプスのように、オペラの観劇時に礼装用の靴として履かれていました。素材には、パテントレザーという輝きのあるエナメル素材が使用されています。

 

【か/カ行】

カウンター

カウンター(counter)とは、靴の踵のアーチ部分の表革と裏革の間に挿入する半円の芯材のことで、月型とも呼ばれています。このカウンターに使用される素材には、銀付きのヌメ革を使用した一枚の天然皮革や数枚の床革を貼り合わせて適度な厚さを持たせたタイプ、その他にレザーボードやパルプボードといった合成品などがあります。また合成品は事前に成形されるためモールド・カウンターと言われています。

靴の踵部分は着脱によって繰り返し摩擦を受け、大変消耗しやすい部位ですが、カウンターは足の踵を保護する役割と靴の型崩れを防止する効果を持っており、踵を踏んで歩くとカウンターが潰れてしまいます。靴の形状を損ねるだけでなく靴擦れの原因となる恐れもありますから、この様な靴の履き方は極力行わない様にしましょう。

カウンターライニング

カウンターライニング(Counter Lining)とは、アッパー(甲革)とライニング(踵と内側の革)の間のカウンター(芯材)を一度取り外してから新しい革を縫い付ける修理法のことです。ライニングが裂けてカウンターが見えてしまうと、靴の寿命が短くなってしまうので、その様な劣化部分に新たな革を縫い付けて補修するのがカウンターライニングなのです。

一般的に靴を履く時は踵を踏んでしまいがちなので、履口は劣化し易い部分です。中革が破れて穴が空いてしまうと、外観からも踵の形が崩れてカウンターが潰れていることが見て取れます。そこでカウンターライニングを施すことによって靴の寿命を延長することは可能ですが、普段から靴ベラ(シューホーン)を使うことを心がければ、より長期にわたり靴を履くことが出来きると心掛けましょう。

飾り革

飾り革(cap/tip)とは、靴のつま先革(バンプ)の先端を覆う革片のことで、「トゥ・キャップ」とも呼ばれています。またこの飾り革という名称ですが、素材には革だけではなく鋼やスチールが使用される場合もあります。特にこれは安全靴などに多く見られ、つま先を保護する先芯とは別につま先革を覆うように金属素材が使用されています。尚、代表的な飾り革には、横一文字に切り返された「ストレート・チップ(一文字飾り)」や鳥が翼を広げたようなデザインの「ウィング・チップ(おかめ飾り)」、そしてU字型に接ぎ合わせられた「Uチップ」などがあります。

カゼイン仕上げ

カゼイン仕上げとは、靴の仕上げ方法の一つで仕上げ剤の違いによる分類。色の艶・深みを増す目的で、天然物系の仕上げ剤(カゼインをアンモニアなどのアルカリで中和することによって水溶化した皮革用塗料)のみを用いて仕上げる場合もある様ですが、通常は各種の染料、ワックスを配合したものを塗布します。耐水性が高く、カーフなど高級な革の銀面の良さを活かす為の仕上げに使用されます。

型押し(エンボス)・型押し仕上げ

型押し仕上げとは、外観やその効果の違いによる靴の仕上げ方法の一つで、凹凸を彫り込んだ金属板を利用してアイロン熱で圧着することで革に模様型を付けます。また、革の表面の傷などを隠す際にも利用される様です。特に専用の機械で鰐(ワニ)皮の様なクロコダイル調の模様や細やかなシワを付けて独特の質感を表現する場合が多く、また薬剤処理で型押しと同じように革の表面に多種多様な凹凸や表情を付けることも可能です。

カバリング仕上げ

カバリング仕上げとは、靴の仕上げ方法の一つで塗膜の透明度による分類方法で顔料をメインに使用し、塗膜の透明度は最も低いものです。重くて色調の鮮明度が低く割に、ベタッとした艶感が出ます。

カプリィ・ラスト(Copley Last)

ハンプトン・ラスト(Hampton Last)よりも少しだけ幅広ろですが、見た目にはほとんど変わらないしっかりとした木型で作った靴です。ほぼオーソドックスなタイプとされていますので、通常のサイズ通りで問題なしとされています。

カミック

カミック(kamik)とは、極寒の地(北アメリカ・カナダ・グリーンランド等)で履かれているイヌイット族の冬靴/ブーツのことです。アザラシやカリブーの毛皮で作られており、三層の毛皮からなっています。またこのカミックの内側には暖かな毛皮が、外側には防水性の高い革が用いられています。尚、これらの毛皮製のブーツは軽くて暖かいという特徴がありますが、滑りやすいという短所もあるので、坂などでは転び易い靴です。その為に、現在では多くが滑り止めとして靴底にゴム素材を使用しています。最近では革からナイロン素材になったカミックが増え、アウトドアや雨の日・雪の日の防寒靴として、あるいはガーデニング作業時の長靴などとして使用されています。

ガラス張り革

ガラス張り革(ガラスレザー)はガラス革とも呼ばれエナメル革と同様に樹脂等により表面をコーティングしているもので、主に牛革において特殊な糊を塗って鞣した革をガラスやホーロー板に貼り付けて乾燥させ、銀面(革の表面)にサンドペーパーをかけて傷が目立たなくなるまで磨り取り、更にその表面を合成樹脂等で塗装染色して仕上げます。

他の革と比べても水分に強く、また堅牢で固く光沢・艶(ツヤ)があるのが特徴ですが、塗装されることにより汚れなども付き難くなる為、靴やバッグ類などに多く使われます。但し銀面が美しい革に仕上がりますが、本来の革としての風合いはやや劣るとされています。

木靴

木靴(wooden shoe)とは、木製の靴の総称です。但しこの木靴は、木のブロックをくり抜いて作られたものだけではなく、ソールが木素材でアッパー(甲革)部分を革素材で作ったものも木靴とされています。ちなみに、オランダにはしなの木(ポプラ)をくり抜いて作った「サボ(sabot)」や、厚い木の底に革のアッパーを取り付けた「クロッグ(clog)」という木靴がありますが、その他にも水位の低い地域で履かれる「クロムペン(klompen)」や、泥が付かないように靴底の両端に高い歯を付けた主に東洋諸国で履かれる「パトン(patten)」などがあります。

キャラバン・シューズ

キャラバン・シューズ(caravan shoes)とは、軽登山で履かれる靴の商品名でが、最近ではキャラバン・シューズではなく、トレッキング・シューズと呼ばれることも多い様です。この靴は簡易な山歩きに利用される靴で、アッパー(甲革)に使用される素材は革や布ですが、アウトソールは厚く溝も深くなっています。通常の靴よりも頑丈で重く、石や岩・土などによって不安定な山岳地を歩くのに適しています。尚、「キャラバン」とは「隊商」を意味しており、砂漠を旅していた商人たちの集団に倣い、登山チームのことを「キャラバン」と呼ぶことに因みます。

キャンバス・シューズ

キャンバス・シューズ(canvas shoes)とは、総じて甲革(アッパー)が布製、靴底がゴム製の運動靴/スニーカーのことで、元々は1893年、ボート競技用に発明された靴でした。麻や綿が使用される甲の部分には足首や甲を補強するための紐やストラップが付いており、その内面は汗などを吸収し易いようにタオル地になっているものが多い様です。

スニーカーと混同される場合もありますが、スニーカーはキャンバス(布地)素材ではなく皮革素材が使用されているものもあり、そのタイプはキャンバス・シューズとは呼ばれません。尚、靴紐のないスリッポンタイプのものでもキャンバス素材でゴム底のものであれば、キャンバス・シューズと名前が付いていることもあります。

鏡面磨き

鏡面磨きとは、革靴の仕上げ磨きのひとつで靴に鏡のような光沢を与えます。靴磨きでの通常の仕上げ磨きは靴クリームを靴全体に縫って艶を出しますが、鏡面磨きは通常の仕上げ磨きの後に、つま先と踵を中心に光沢を出す磨き方です。「職人磨き」と言われるほど繊細な磨き方で、ワックスを薄く塗り重ねて華やかな光沢を出すだけでなく、表面にワックスの膜を作るので保護効果も与えてくれます。皮革の防水性や耐久性を高め、履き込まれた靴がまるで新品の様に生まれ変わり、新品の場合はその後の自宅での手入れがし易くなります。

銀面(ぎんめん)

銀面とは、鞣した革の表皮の部分です。そしてその発音の由来は、明治期に海外の靴業者が“Grain”と述べた言葉を当時の日本人の靴職人が誤って「ぎんめん」と聴き取った為とされていますが、漢字表記に関しては「吟面」とするとの説もあります。その表面は使われた革肌のキメの細やかさや毛穴の大小、形状の違いなどにより様々な状態(銀面模様)を表します。またこれら銀面の中でも、傷がなく艶やかできめ細かな部分は当然ながら良質とされ、大変貴重で高価なものとして扱われます。

銀割れ

銀付き革の製品を長年にわたり使用していると、動きや負荷が大きくかかる部位に小さな皺(シワ)の様な部分が浮き出たり、割れた様になったりします。これらは「銀浮き」や「銀割れ」と言われ、仕上げを施した表面と革の表層部より内側の層の結合が緩んだり、紫外線などの影響で革タンパク質が変質して過剰に結合した状態のことです。これらは革の価値を下げるものですが、残念ながら長期間を経ると必ずおこる経年劣化であり、しっかりとメンテナンスを施してこれを防ぐしかありません。特に革部分が水分に濡れる事によって、革最上面の「銀面」がボコボコと隆起してしまう状態でもあります。

グッドイヤーウェルト製法

グッドイヤーウェルト製法(goodyear welt process)とは、アッパー甲革)部分に取り付けられたウェルト(細い帯状の革)をソールに縫い付ける製靴方法です。アメリカのチャールズ・グッドイヤー2世がハンドソーン・ウェルテッド製法という手縫いの製法を機械化したことで、グッドイヤーウェルト製法と呼ばれるようになりました。この製法では、インソール中底)のリブにアッパー甲革)と裏革・細革をすくい縫いで、コバの一部であるウェルトとソール(表底)を出し縫いで縫い付けます。甲革に腰革と呼ばれるウェルトを縫い付けてからソールと縫合し、その際、ソールと甲革の間に中底とシャンクを取り付けます。

グッドイヤーウェルト製法の最大の特徴は、ソールの交換が可能なことです。その為、革靴を長く愛用出来る製法であると云えます。愛用の靴のソールが擦り減ってしまった場合などに、靴底全体を新しいものに付け替えることが出来るのですが、これはソールとウェルト部分を縫合する際、接着剤を使用せずにただ糸だけで固定している為で、コバとソール(表底)の接合部分に縫い目がはっきりと見えるます。更に、インソール(中底)とソール(表底)の間にコルクの層があるのも特徴です。

尚、通気性が良く大変丈夫で堅牢な作りである点も、グッドイヤーウェルト製法の大きな特徴であり、歩行性や衝撃耐性にも優れている為、長時間の歩行に適した靴だと云えます。加えて、靴底と甲革に厚手の素材を使用したものが多いので、型崩れしにくいというメリットもあります。

グレージング仕上げ

銀面の光沢を増す為にガラス玉で圧した仕上げ方法のことで、メノウやガラスを使って革を磨き、摩擦熱を起こして艶や均一感を出します。カゼインなどを塗布(カゼイン仕上げ)した後にこの方法で仕上げると上品な艶を出すことが可能となり、この様に他の仕上げ方法と組み合わせることで効果が発揮されます。

腰裏

腰裏(Quarter lining)とは、腰革の裏地のことで「クォーターライニング」や「スベリ革」とも呼ばれています。靴の踵部分のアッパー(甲革)である腰革の足と接触する内側部分の生地が腰裏ですが、生地の素材には馬革や豚革・人工皮革・布など、外側よりも柔らかな素材が使用される事が多い様です。但し、足には優しい作りですが、着脱や歩行の摩擦によって擦り切れたり潰れたりする場合もあります。

腰革

腰革(quarter)とは、インステップから踵周りにかけてのアッパー(甲革)のことで、1足の靴の外側と内側で合計4枚の革を使用することから「クォーター」とも呼ばれています

こば(コバ)

コバ(edge)とは、靴の土踏まず部分より前方を縁取るウェルト(細い帯状の革)の内、アッパー(甲革)よりも外側にはみ出した部分のことで、ここで靴底と靴上面を縫い合わせていますが、その製法は多種多様で非常に沢山あります。またコバは「エッジ」とも呼ばれ、更に踵部分を含めた靴全周の縁周りを「ダブル・エッジ」と言います。尚、このコバは構造的にはウェルト製法において見られる部位ですが、ウェルトを使用しないマッケイ製法などでも飾りとして施されることがあります。

デザインや製法によってはアッパーがコバよりも外側に位置している靴もありますが、この場合は靴が壁などに当たったり擦れたりすると傷が付き易いとされます。即ちコバは、本来は縫い合わせの部位を指しデザイン的にも重要なパーツでありますが、併せてアッパーを守る役割も担っているのです。また我国では、コバのサイドに対して斜めに切れ込みを入れた「矢筈(やはず)仕上げ」、コバの縫い目の上にロウを飾り付ける「ロウ目付け」など、独特なコバ仕上げがあります。

コンフォート・シューズ

コンフォート・シューズ(comfort shoes)とは、足の健康を考慮して作られた履き心地を重視した靴のことです。柔らかい素材を使用することで足への負担を少なくした靴で、それほどデザインや機能性は重視されていません。但しコンフォート・シューズに関する明確な定義はなく、履き心地が良くて健康に向いているとされる靴の総称となっています。

また昨今、外反母趾等の足に関する悩みが増えると共に、歩行の衝撃を緩和してくれる靴や靴擦れがし難い靴の需要が増加しており、ウォーキング・シューズやワンマイル・シューズにもコンフォート・シューズタイプのものが多く開発されています。

-終-

⇒ 靴業界編 – 2〈さ/サ行~な/ナ行の言葉〉

⇒ 靴業界編 – 3〈は/ハ行の言葉〉 

⇒ 靴業界編 – 4〈ま/マ行~わ/ワ行の言葉〉

 

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