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《う★コロン都市伝説》ヴォイニッチ手稿を解読せよ!【中編】 〈2316JKI45〉

《「ヴォイニッチ手稿」の内容と構成》

「ヴォイニッチ手稿」全体は230ページ程で、未知の言語で書かれた文章と生物を思わせる様々な彩色された挿絵から構成されています。

また「ヴォイニッチ手稿」の表紙は無地で、表題(タイトル)などはありません。当然ながら執筆者名も、出版元のような記述もありません。

さてこの古文書の表現上の大きな特徴は、挿絵(図表)と文章を組み合わせたページが非常に多いことが挙げられます。各々の文章は挿絵(図表)を妨げないように記載されているため、先に挿絵(図表)が描かれ、その後に文章が書き込まれたと考えられています。また、挿絵(図表)はテーマ別に分かれており、未知の(地球上に存在しない? )植物を描いたものが全体の半数以上を占めるとされています。

具体的な手稿の大きさは、八折本で縦横は22.5cm × 15cmとされています。現存するページ数は204ページですが、本来は他に28ページほどあったが失われたとされています。この理由は、各見開き右側ページの上部に1~116までの番号が記入されていますが、途中の12、59、60、61、62、63、64、74、91、92、97、98、109、110番が欠けており、この欠けた14×2ページ分の計28ページが現存していないからです。

 

この手稿の内容は大まかに5つのパートから構成されています。

先ずは、「植物の章」とも言うべき約120ページにわたっての、未知の植物が描かれたパートです。ほとんどのページに文章と挿絵が記載されています。

しかしそこに描かれた植物は、現在、その存在が確認されていない正体不明のものばかりです。

次が、「天文学の章」と云われる約20ページにわたる占星術などの図表が描かれたパートです。図表は円形で放射状の特徴を持ち、黄道十二宮の記号や太陽、星、人物などが図の中に配置されている場合が多い様です。

ヴォイニッチ手稿876ダウンロード (2)

「ヴォイニッチ手稿」の一部

更に約20ページほど、裸の女性と奇妙な管のようなものの組み合わせが描かれたパートが続き「生物学や生殖の章」と呼ばれています。女性には腹部が大きく膨れている者がいて、まるで妊婦のようです。彼女らが謎の液体に浸かっている挿絵も多く見受けられます。このパートは、生殖に関わるようなことを表現しているのではないかとも考えられていますが、結局は不明のままです。

その後に約20ページほど、薬草と考えられている植物の根が中心に描かれているパートがあります。ここは「薬草の章」とも呼ばれています。そしてこのパートでは、多くのページで(薬)瓶のようなものも描かれています。そして薬草の説明と考えられる文章も記入されています。しかし、これらの植物もすべてが未確認の植物で、その正体は不明なのです。

そして残りが「文章の章」と云われ、この古文書の最後まで謎の文字で記された文章が延々と続きます。

公開されている現存の「ヴォイニッチ手稿」のPDFファイルに目を通すと、ストーリー性のある物語というよりは、ある事象に関する図鑑のような印象を受けます。特に、植物の挿絵が豊富で、どうしても秘密の植物の育成法や秘伝の薬草の解説本といった感じが強く印象に残ります。しかしそこに描かれている植物が地球に現存しないものであることが大きな謎であり、解読の妨げともなっているのです。

「ヴォイニッチ手稿」が見られる公開サイト ⇒ バイネッケ稀少図書・書簡図書館のページ

 

次回の【後編】では、暗号の解読方法と暗号以外の可能性についてお話します。ご期待ください!!

-終-

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こちらからから ⇒ 後編

 

 

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