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「イースト・アイ」北海道を走る!! 〈17JKI25〉

イースト・アイ123main1新幹線用の検査車両としては、東海道新幹線や山陽新幹線を走る黄色い車体の「ドクター・イエロー」が有名ですが、同じく検査用専用車両をJR東日本では「イースト・アイ」と呼びます。

 

JR東日本の新幹線検査車両「イースト・アイ(East i)」が6月11日と12日、北海道新幹線の新青森~新函館北斗間を検査走行しました。これは平成28年の春に開業する、新青森以北の北海道新幹線を検査車両が初めて走ったもので、同車両が青函トンネルを通って北海道側に入ったのも最初となりました。

尚、北海道新幹線には貨物列車と在来線が線路を共用する「青函共用走行区間」がある為、「イースト・アイ」は未明の走行となったそうです。

白い車体に赤い帯の入った「イースト・アイ」は、午前1時50分頃、新青森駅(青森市)を出発し、北海道新幹線の区間に入りました。線路の状態や信号設備などを点検しながら、青函トンネルを通過。木古内駅(北海道木古内町)を通り、同2時55分ごろ、開業時の終着駅となる新函館北斗駅(北斗市)に到着しました。翌12日未明には逆方向に向けて進み青森側へ戻りました。

JR北海道によると、北海道新幹線の開業後も同社は自前の検査車両を準備せずに、JR東日本から「イースト・アイ」を借りてJR北海道の乗員により検査に当たる予定です。

「イースト・アイ」は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の保有する「電気・軌道総合試験車(検測車)」の愛称で、正式名称は「新幹線電気・軌道総合試験車」といいます。

全部で3種類あり、路線の軌間や電化の有無に応じてそれぞれ使い分けられていますが、3種類とも基本的に同じ塗色です。ミニ新幹線規格の山形新幹線区間および秋田新幹線区間でも運用できるように車体はE3系をベースとしたアルミニウム合金製であり、北陸新幹線への入線を可能とする為に周波数50/60Hz切替装置や抑速ブレーキ切替装置も装備しています。尚、最高速度は275km/hとされています。

現状の「イースト・アイ」は6両編成で、2001年に開発されました。メーカーは東急車輛製造です。編成の役割は、1号車 (E926-1)が通信(LCX・在来線列車無線)・電力(架線間隔測定)・信号(ATC用)の検査、2号車 (E926-2) が通信・測定用電源、3号車 (E926-3, 13) が軌道観測、4号車 (E926-4) が電力(集電・検測兼用パンタグラフ)関連の検査、5号車 (E926-5) が電力・信号、6号車 (E926-6) が電力(架線間隔測定)・信号(ATC用)の検査用となっています。

東北、秋田、山形、上越、北陸の各新幹線を10日に1度度の割合で検査走行しています。

 

「ドクターイエロー」と「イースト・アイ」の目的は一緒ですが、同じく通常は運行ダイヤが公表されておらず、「出会うと幸せになれる」という噂も同じなのでしょうか‥‥。

-終-

 

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