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今日の思い出の1枚「北星」〈17/38TFU03〉

冬の朝の5時58分、日の出前の真っ暗な上野駅に到着した寝台特急「北星」。北斗星ではないです、「北星」。盛岡を前夜の22時35分に出発し、今なら新幹線で最速2時間20分で着いてしまうところを、7時間30分もかけて走っていました。この日も、まだ寝たりない表情の乗客が、次々と降りてきました。

 写真の車両は20系客車。私も大好きな「ブルトレ」時代を作り上げた名車です。昭和33年10月に鮮烈にデビューした形式で、「動くホテル」と絶賛された画期的な鉄道車両です。写真はその系列の末期に製造されたナハネフ22 26。この車両は撮影の数か月前、広島から東京の尾久客車区に転属してきました。昭和52年10月のダイヤ改正で「24系25形」が新車で広島・下関の投入され、東海道/山陽の寝台特急「あさかぜ」「瀬戸」「安芸」で使われていた20系が淘汰されました。

その20系達は、尾久に(一部は秋田に)転属となります。そして急行の置き換えや、編成の組み換えが行われました。このころから、20系の格下げが頻繁に行われるようになります。確かに20系B寝台車は14系や24系に比べてベットの幅も約20センチも狭く(20系B寝台のベッド幅はたった52cm)、しかも3段寝台、ドアも手動など見劣りは激しいものがありました。

急行に回されず、かろうじて「特急」として運用についただけでも名誉が保たれたようで、少し安心してシャッターを切ったことを覚えています。

hokusei

 

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