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マイナンバーはD51 296 第4回〈17/38TFU03〉

マイナンバーD51296の様子をお伝えしています。今回は、公式側、キャブより前方に向かって、パーツの取り付け状態を見てみましよう。

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右手の運転席(キャブ)、逆転箱覆、その横は給油装置の箱。

まず、キヤブ前のランボード上に箱が有ります。これは動力逆転機覆といい、「前進」「後退」を制御するクラッチのようなものが納められています。箱の形状も実は様々あり、この機関車では「長野型」と呼ばれる形状の箱を搭載しています。その箱から伸びる、軸が「逆転棒」です。運転席で方向を切り替えるレバーを入れ替えると、進行方向を決定します。

勣力逆転箱の少し先、ランボードの下にある円筒形の物体「複式コンプレッサー」です。コンプレッサーは蒸気の力で、装置内のピストンを動かし圧縮空気を発生させます。ここで生まれた圧縮空気は、ブレーキ作動に用いられます。圧縮空気を溜めておくタンクが、コンプレッサーの前にあります。コンプレッサーから空気溜タンクまでは0.3φの真錯線を半田付けします。さらにコンプレッサーからキヤブの下に続く配管も、0.5φなど太さの違う配管で変化を持たせ、「泥だめ」「チリコシ」などのパーツと組み合わせることで、足元がグッと引き締まります。ちなみに、泥だめというのはボイラーの中に溜まった不純物を除去する機能を担い、渦巻きチリコシは圧縮した空気から塵を除去する為についています。

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ドームに加減弁クランク(ベルクランク)、引棒、空気作用管(エコーモデル社製)何気なく高いパーツの数々

足回りを固めたら、再びドームに戻ります。ピンバイスで0.2φの穴をあけ、「加減弁ロッド」を取りつけます。そこからキヤブに伸びる引棒も真錯線を利用。ロッドに半田で付けました。このロッドの大きさは1.5ミリ程度。そこに0.3φを半田付けですから、ち密な作業です‥。

最近、老眼が急激に進行している私には、実に難行苦行、しかし、そこで秘密兵器登場!眼鏡のフレームに装着するルーペ」です。これなら、両手も空くので「作業ラクラク!」。ホームセンターなどで最近は売っていますので、同じ悩みをお持ちの方はお勧めです。ちょっと話が脱線しました。

効率よく作業が進み、他にもボイラステップの位置変更や配管に手を加えれば、公式側が完成。次回はいよいよ最終回。機関車正面と炭水車、そして全体の塗装の解説をします。

それにしても、配管やパイピングは一挙にメカニカルな姿に変化させてくれました。それと、水の不純物を除去し、圧縮空気の塵をとったり、冷ましたりと細かい役割の集まる機関車の装置の機能は、ひとつの宇宙のようだなあ。

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眼鏡でお困りの方にお勧めです。フレームに着けるルーペ。

 

 

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