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ヘルメスの7つの原理「極性の原理」(2)/atn

「愛」と「憎しみ」は、同じものの両極にあてられた用語にすぎません。スケールの任意の点から始め、スケールを上昇するにつれて「愛」が大きく「憎しみ」が小さくなります。そしてスケールを下降すれば「憎しみ」が大きく「愛」が小さくなります。どの点から始めても同じです。

「愛」と「憎しみ」には度合いがあり、区別することが難しくなるほど「愛」と「憎しみ」があやふやになる中間点も存在するのです。「勇気」と「恐れ」も同様です。

反対のペアはいたるところに存在します。何かを見い出せば、かならずその反対の極も見い出すことができます。この事実がヘルメス学者に、極性の線に沿って精神状態を別の状態に変化させることを可能にしています。

異なる性質に属するものは互いに変換することはできませんが、同じ性質のものは変化させることができます。つまり、極性を変えることができます。

 

愛は決して東や西、あるいは赤や紫になることはありません。しかし愛はときに憎しみに変わることがあり、同様に憎しみはその極性を変えることによって愛に変わることがあります。勇気は恐怖に変わり、その逆もあります。硬いものは柔らかくすることができます。鈍いものは鋭くなり、熱いものは冷たくなります。

このように、同じ種類の異なる度合いの間には常に「変化」が存在します。何かを恐れる男を例にとってみましょう。彼は「恐怖」と「勇気」の線上で、精神的な振動数を上げることにより「恐怖」を克服し、最大限の「勇気」で心を満たすこともできます。

そして同様に、怠惰な人は望ましい資質の線に沿って自分自身を偏極させることで、活動的でエネルギッシュな自分に変わることができるのです。

メンタルサイエンス等を学び、精神状態の変化を引き起こす過程に精通している人には、変化の根底にある原理を容易に理解できないかもしれません。しかし、ひとたび「極性の原理」を把握すれば、精神的な変化は極性の変化(同じスケール上のスライド)によって引き起こされることが容易に理解できるでしょう。

その変化は、あるものから全く異なる別のものに変わるのではなく、同じことの程度の変化であり、この違いが非常に重要です。例えば、物理面から例をあげれば「熱さ」を「鋭さ」「大きさ」「高さ」などに変えることはできませんが、「熱さ」は単に振動数を下げることによって容易に「冷たさ」に変化できます。

同じように、「憎しみ」と「愛」は相互に変化可能です。「恐怖」と「勇気」もそうです。しかし、「恐れ」を「愛」に変えることはできず、「勇気」を「憎しみ」に変えることもできません。

精神状態には無数の種類があり、各種類には反対の極があり、それに沿って偏極が可能です。

次回に続きます。

 

 

 

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2 thoughts on “ヘルメスの7つの原理「極性の原理」(2)/atn”

  1. Miiiya says:

    夢と願いに近づくワークの原理はこれなのですね。原理を読んですごくよくわかりました。ありがとうございます。

    1. 瀧本 昇 says:

      Miiiyaさん、ありがとうございます。ワークを行なってから原理を読んでいただいて、よく理解できたとのご感想うれしく思います。

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