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ヘルメスの7つの原理「極性の原理」(3)/atn

極性の原理について学べば、精神状態でも物理面でも、2つの極がそれぞれポジティブ(積極)とネガティブ(消極)に分類される可能性があることを容易に認識できるでしょう。

「愛」は「憎しみ」よりポジティブであり、「勇気」は「恐怖」より、「活動的」は「非活動的」よりもポジティブです。

また、「振動の原理」になじみがなくても、ポジティブ(積極)はネガティブ(消極)よりも高度(度合いが上=振動数が高い)であるように見え、支配的です。自然界では、ポジティブが優位になる傾向があるのです。

(※だからと言ってポジティブが正しく、ネガティブが間違っているというわけではありません。両極は常に存在しており、異なる性質のバランスが大切であることは「ジェンダーの原理」で詳しく学びます。)

これまで多くの書物に書かれ教えられてきたことですが、極性の原理を応用すれば自分自身の心の状態を変えられるだけでなく、様々な段階で他人の心にも影響を与えることができます。

心の誘導が可能であることが理解できれば、すなわち精神状態が他人からの「誘導」によって生み出されることがあると理解できれば、私たちは特定の振動数または特定の精神状態の極を伝えることで、人の心の状態を変えられることがわかるでしょう。

多くの「精神的治療」で効果が得られるのは、この原理に沿っています。例えば、気持ちがブルーで憂鬱や恐怖に満ちている人を例に取ってましょう。

心理士が訓練された意志によって所望の振動数まで自分自身の心を持ち上げ、次に誘導によって相手に同様の精神状態を作り出します。その結果、相手の心の振動数が増加しネガティブな方向からポジティブに向かって偏極します。やがて恐怖や負の感情は、勇気と前向きな精神状態に転化されます。

少し研究すれば、心の変化はほとんどすべてが極性のラインに沿うもので、変化するのは「種類」ではなく「度合い」であることがわかるでしょう。極性の原理を知ることで自分自身の、そして他の人々の精神状態をよりよく理解できるようになります。

心の状態がすべて「度合い」の問題であることが理解できれば、自らの意志で心の振動数を上下させ状態を変えることができるでしょう。心の召使いや奴隷ではなく、マスター(主人)になれるのです。

この知識によって周囲の人を知的に助け、望まれたときには適切な方法で心を偏極させることができます。ヘルメスを学ぶすべての人が極性の原理を正しく理解すれば、多くの困難な課題に光を投げかけるでしょう。

(第10章「極性の原理」は今回で終わりです。比較的理解しやすい第9、第10章からスタートしましたが、次回から少々難解な第8章「照応の原理」に移ります。世界の宗教に影響を与えたと言われる言葉「下のものは上のもののごとく、上のものは下のもののごとし」について詳説する、重要な章となります。)

 

 

 

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