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ヘルメスの7つの原理「照応の原理」(4)/atn

基本意識面(C)は、他の基本意識面と同様に目に見えない存在で構成され、ある組み合わせと度合いによって、動物意識と人間意識の両方の性質を持ちます。最も高い部分では人間のような知性を有します。

人間意識面の7つの少平面は、人間に共通するさまざまな度合い、さまざまな区分の生命、精神から成っています。平均的な現代人は人間意識面の4番目の少平面を占めており、最も知的な者のみが第5少平面の境界を越えている、という事実を指摘したいと思います。

人類がこの段階に到達するまでに何百万年もかかりました。第6および第7の少平面を超えその先に進むには、さらに長い年月がかかるでしょう。しかし、これらの段階を経て、より高い平面へと進んだ人類が私達の前にあったことを忘れてはなりません。


私たち人類は第5小平面に到達したところです(中には第4からの脱落者もいます)が、わずかながら第6、第7小平面へ進んだ魂もあります。第6の人は超人(super man)であり、第7の人はさらに超越した人(over man)です。
※アトキンソンは本件についての具体例を示していませんが、人類の魂にはいくつかのレベルがあり向上させることができるという考えは、様々な宗教や哲学に共通するものです。

7つの少平面を考察するにあたり、一般論として3つの基本意識面に言及しました。このテーマについてこれ以上詳細な説明はしませんが、平面間の関係についてもう少し解りやすい説明を加えておきたいと思います。鉱物、植物、動物、人間の各意識面をピアノの白鍵に例えると、基本意識面(A、B、C)はピアノの黒鍵に相当します。

白鍵だけで音楽を演奏することもできますが、黒鍵を必要とするスケールやメロディー、ハーモニーがあり、演奏のためには黒鍵の存在が必要です。基本意識面はまた、他の複数の平面間で魂の存在や状態、成長の「接続リンク」としても必要です。この事実は行間を読むことができる者に、進化のプロセスの新たな光と秘密の扉への新しい鍵を与えるでしょう。

基本意識面は密教徒にはよく知られており、英国の政治家であり作家である初代リットン男爵(エドワード・ブルワー・リットン)のザノニ(Zanoni,1842年)等の著書にも詳しく書かれています。


意識面の説明は以上ですが、精神面について私たちは何を語れるでしょうか?人間意識面の、より高い小平面をまだ把握も理解もできない私たちが、さらに高みの精神面をどう説明すればよいのでしょう。そんなことは不可能です。ごく概念的な説明しかできません。生まれつき目の見えない人に光を説明できないように、甘いものを食べたことがない人に砂糖を説明できないように、耳の聞こえない人にハーモニーを説明できないように…。
※現代では差別的とも取られかねない説明ですが、資料としての翻訳のため原文のままとさせていただきました。

私たちに言えることは人間が虫や鉱物よりも上位に位置するように、精神面の7つの中平面(各中平面には7つの小平面があります)は、今日の人類より遥かに高い生命、意識、形を持った存在であるということです。

これらの存在は私たちの存在を超越しており、私たちには詳細を想像することもできません。その心は私たちの心を超越しており、その思考にくらべれば私たちはほとんど思考していないも同然であり、私たちの意識のプロセスは物質のプロセスのように思えるでしょう。それらの形態を構成する物質は、最も高度な物質平面のものであり、「純粋なエネルギーをまとっている」と形容されるものです。そのような存在について何を語れるでしょうか?

※ではなぜそのような存在を知ることができるのか?という疑問を持つ人もいるでしょう。パラドックス的な解説と思われるかもしれませんが、「振動の原理」と「照応の原理」によってこれらの存在を予測することができます。過去の経過からある程度の未来を予測できるように、振動数の低い平面の様相から、振動数の高い平面の存在を予測することができるのです。

次回に続きます。

 

 

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