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ちょっとだけ鉄道夜話 え?ホームにブドウ園?〈17/38TFU03〉

皆さんは、駅のホームあるものは何を思い浮かべますか?ベンチ、自動販売機、売店・・。ところがなんと、「ブドウ園」がある駅があるのです。ホームにあるブドウ園とはどんなものなのでしょう。筆者はその姿を見に新宿から中央線の特急に乗り込みました

到着した駅は塩尻。長野県の南東部にあり、交通の要衝として古くから栄えた町です。同時に駅前にワイン工場があるなど、ワインの製造でも栄えている町です。

その駅の3番線/4番線ホームに、ありました!「日本でここだけ、ホームのブドウ園」。長いホームの前方、松本寄りの位置に木の柵があり、ブドウ棚がありました。中にはベンチもあるので、ホームとしての機能も果たしています。
料金は無料(乗車券の無い方は、入場券)で、成人男性であれば手を伸ばしたあたりにブドウが成っています。考えてみれば、ブドウ狩りにでも行かない限り、ブドウ棚に入るなんてないことかもしれません。

育てているブドウは2種類。赤ワインに使われる濃紫のメルロー種と、白ワインに使われるナイアガラ種。どちらもおいしいですよね。両方見られるのが楽しいです。ベンチに腰掛けて、ブドウ棚を見上げながら赤・白のワインを楽しむ、なんて贅沢もできそうです。次回はやってみようと思いました。ちなみにこのブドウ棚は地元の人々が管理しているそうで、秋には収穫も行われるそうです。

このホームはそんなに頻繁に電車が行きかうホームではありません。新宿と松本を結ぶ「あずさ」は隣のホームですし、長野と名古屋を結ぶ「ワードビューしなの」も時折姿を見せる程度。通学の学生や、地元の人も(もはや珍しくないのでしょうか)やってきません。レールを渡る風に鉄道の空気を感じながら、ブドウの木の間から薄日を浴びて、ゆっくり時間を過ごす。好きな本を持ち込んで、携帯で音楽を聴きながら。もはや、ここはどこだろう?という感じでもありますが、日本でここだけ。皆さんも立ち寄ってみては、いかがでしょうか。

 

 

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