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懐かしの海外TVドラマ『サンセット77(77 Sunset Strip)』

『サンセット77』は、1958年10月から1964年にかけて6シーズン・全206話が、米国のABC系列にて放映されたワーナー・ブラザース・テレビジョンが制作したTVドラマシリーズでした。

当時のワーナー・ブラザースでは、一連のテレビ番組シリーズにおいて“私立探偵もの”を多数制作しており、この『サンセット77』の他に『サーフサイド6』や『ハワイアンアイ』、『バーボンストリート』等の番組を合せたものが「私立探偵四部作」と呼ばれていましたが、最もヒットしたのはこの作品だったとされます。

日本では1960年10月から1963年4月までKRT(現TBSテレビ)の日曜夜8時枠で放送されており、その後、放送時間が変更になりながらも1968年3月の放送終了までに、第5シーズンまでの186話が放映されました。

さてその内容はと云うと、ロサンゼルス・ハリウッドのサンセット通り77番地に探偵事務所を構えるスチュアート・ベイリー(元OSSの情報将校。演ずるはエフレム・ジンバリスト・ジュニア)とジェフ・スペンサー (元FBIの秘密捜査官。ロジャー・スミス)のコンビが活躍するお洒落で粋な探偵物語でした。

またこの二人の探偵の他に、准レギュラーとして探偵事務所の隣にある(有名歌手の)ディーン・マーチンが経営するレストラン「ディノのロッジ」の駐車場係であるクーキー(エドワード・バーンズ)と競馬評論家クスコー(ルイズ・クイン)が、時々事件の解決を手助けすることもあり、特にクーキー役のエドワード・バーンズがこのドラマで人気沸騰・大ブレークして、彼が胸元から櫛を取り出し整髪するポーズは日本でも大流行したものです。

しかし意外にも、この番組では派手なアクションは無く、その作風は「ピンキーサスペンス」とも呼ばれ、金髪女性が毎回出演しては主人公たちと恋の鞘当てをしたりしながら、毎回事件が展開したもので、都会調のモダンな感覚にチョッピリお色気を盛り込んだストーリーでした。

今、思い出しても、お洒落でスマートなカッコよさに溢れており、まさしくアメリカンな匂いを感じられた洗練された作品で、当時の米国の輝かしい繁栄を体現したものでした。

そしてその繁栄の象徴とも云うべきゴージャスな(あのテールフィンが特徴的な)アメ車がバンバンと登場してくるのも、大いに見どころでしたね。

更に、このドラマの魅力はその主題歌にもあり、マック・デイビッド&ジェリー・リヴィングストン作曲の主題歌の、あのフレーズ「セブンセブン、サンセッ! パチ・パチ(フィンガー・スナップ2発)」は本国の米国は勿論、我国日本でも大いにヒットしました!

〈終〉

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