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ミニットマン/Minutemanとは?

ミニットマンとは、米国で独立戦争当時に活躍した民兵のことです。半鐘などの合図を聞きつけて、招集されてから銃を持って「1分(minute)」で集合地に駆けつけるということから“ミニット・マン=minute man”と呼ばれるようになりました。

彼らは、幼少期から狩猟などに従事し、銃の扱いに熟練していた大陸移民の農民や狩猟者が大半を占めており、狙撃が得意で山野でのゲリラ戦に優れた適性を持ち、その戦闘力は英正規軍を悩ませました。

こうした働きは独立戦争において米側に大きな貢献を為したとされ、米国史における一種の英雄の異名として、後世まで米国市民に広く語り継がれる事となりました‥。

しかしこのことからも判る通り、ミニットマンの存在は米国民が自らの安全は自身の力、特に銃をもって成すことを頑なに信じていることに繋がる重要な歴史的事実なのです。

ところで、未だ米国では白人警察官による黒人差別・致死事件に端を発した抗議デモや暴動が多発しており、地域によっては「自警団」が不法な行動を行う暴徒の取り締まりに乗り出している、とのニュースを目にしました。

銃社会の米国のことですから、暴徒の側も「自警団」側も互いに銃などの武器を所持していることが多く、双方にとっての身の危険度は非常に高いかと思います。また決して法を犯してはいない順法デモ等に参加している一般の市民がこうした動きに巻き込まれる危険性もあり、「自警団」の過激で過剰、もしくは違法な行動も大いに憂慮されています。

またこうした「自警団」と呼ばれる組織にも、250年前のミニットマン的な思想が息づいているのかも知れませんが、行き過ぎた行動に陥らないことを願うと共に、私たち日本人には解り難い米国の銃社会の歴史や背景の一端が窺い知れるというものです!

〈終〉

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